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品川 - 京急川崎
(Shinagawa - Keikyu Kawasaki)
乗車日:
Sep. 06, 2011
京浜急行電鉄の品川駅は
JR品川駅に隣接しています。
何本ものホームがあるJR品川駅の一番西側、
山手線のホームからコンコースに上ると、
京浜急行電鉄への乗り換え改札がありました。
この改札を抜けると、目の前が
京浜急行電鉄下り線のホームです。
品川駅は京浜急行の主要駅ですが、
駅の構造は2面3線のコンパクトなもので、
JR寄りの下り線が1番線、島式ホームの
上り線が2番線と3番線で、3番線からの
折り返し列車もあるそうです。
列車が頻発する京浜急行品川駅で
待つほどの事も無く、三崎口行の
快速特急が入線してきました。
品川駅を発車直後に撮った
先頭車両からの眺めです。
高架の京浜急行電鉄本線の左下には
JRの留置線や山手線、京浜東北線の
線路が見えていました。
この先で左にカーブを切り、JRの
線路をオーバークロスしていきました。
品川駅東口の高層ビルをバックに
JRの電車が行き交っていました。
JRをオーバークロスすると
踏切を渡り北品川駅を通過します。
後日、北品川駅が最寄駅となる
品川宿を散策した時に、この踏切から
京浜急行の電車を撮影しました。
ところで、起点の品川駅を発車して南下したのに
次の駅が北品川というのは、おかしな事ですが、
今のJR品川駅が開業した際には、品川宿の人に
反対され、集落の北側に駅が設置されたそうです。
今の北品川は品川区の一番北の端にあり、
品川駅は品川区にはなく港区が所在地です。
北品川を過ぎ、しばらく走ると高架となり、
東京南部の住宅密集地を直線の
線路が真っ直ぐ貫いて走ります。
青物横丁駅という下町らしい名前の駅を
過ぎて車窓右手に見える海雲寺です。
この先の鮫洲駅は、中央に島式ホームがあり、
その外側を通過線が走る構造の駅です。
普通電車が停車している脇を
快速特急はあっさりと通過していきました。
この鮫洲駅近くには幕末の土佐藩主だった
山内容堂のお墓があります。
そして、次の立会川には幕末期に
土佐藩下屋敷がありました。
この下屋敷に、黒船来航時に
坂本龍馬が警備に詰めていたそうで、
立会川駅前には坂本龍馬像があり、
駅のホームに横断幕が掲げられていました。
東京・品川の散策記はこちらです。
次の大森海岸から大田区に入ります。
北品川以南は、ずっと住宅地の
密集地が続いています。
平和島を過ぎ、泉岳寺行き
600系快速特急とすれ違いました。
この先で下り線は地表へと下りて行きました。
京急蒲田 - 六郷土手間は高架化されておらず
2011年9月に、この区間に乗車した際、
この区間の高架化工事の真最中でした。
上り線は既に高架化され、下り線が
上り線の下を走っていきます。
普段では見られない光景で、
いつも以上に前面の展望に
目が釘付けとなってしまいます。
京急蒲田駅の様子です。
工事用の塀で周囲を覆われ、
仮駅といった雰囲気です。
京急蒲田駅は、空港線との分岐駅で、
品川と横浜の両方面から直通列車も走る
要衝の駅です。
しかし、駅構内は狭く、僅か2面3線の
発着番線で、多くの列車をさばいていました。
高架化が完成すると、下り線は3階に
上り線は2階へと、3層構造の駅となるそうです。
京浜急行空港線の乗車記はこちらです。
京急蒲田駅を発車すると、下り線は高架となり
環状八号線をオーバークロスします。
下り線は上り線の右側を走っています。
この区間の高架部は仮設ということで、
工事完成後は上の写真左側に写っている
高々架を走る事になるようです。
環状八号線を越えると、再び
上り線の下を走るようになりました。
この状態で雑色を過ぎ、六郷川の手前で、
再び高架区間に入りました。
六郷土手駅手前の様子です。
六郷土手という駅名すのままに、短いホームは
六郷川(多摩川)の土手に掛かる位置にあり、
ホームのすぐ向こうに六郷川橋梁が見えています。
ワーレントラス型の六郷川橋梁から眺める
多摩川の流れと川崎の街並みです。
六郷川橋梁を渡り終えるとすぐに京急川崎に到着です。
京急川崎駅手前ではいくつものポイントが配置され、
主要駅の貫録を示しています。
この京急川崎からは大師線が分岐しています。
大師線のホームは、本線の高架ホームの
東側の地平部にありました。
川崎の街の散策記はこちらです。
京浜急行大師線の乗車記はこちらです。
横浜 - 金沢八景
(Yokohama - Kanazawa Hakkei)
乗車日:
June 06, 2009, Apr. 10, '2012
横浜 - 金沢八景間は2009年6月と
2012年4月に乗車しています。
2009年に乗車した際は生憎の梅雨空だったので、
2012年に乗車した際の写真をメインに紹介します。
京浜急行の横浜駅は一日の乗降客数が
31万にも上る一大ターミナルですが、
上下線で一つずつの番線があるだけで、
品川駅以上にコンパクトな駅です。
2009年には、三崎口行き特急に乗車しました。
特急用の2100系が入線して来ました。
赤い塗色の京浜急行電鉄ですが、
この車両は青色の"Blue Sky Train"でした。
横浜駅で、発車前の様子です。
京浜急行の横浜駅はJR横浜駅の南側に
隣接しており、右手にJRの線路が見えています。
横浜駅を発車し、根岸線をアンダークロスして間もなく
古びた小さなホームの脇を通過しました。
ここは旧平沼駅跡です。
第二次大戦の空襲で焼け落ちた
駅の遺構が残されていました。
この先で、繁華街を縫うように走ります。
街中にワーレントラス橋が架かっていました。
この先で、京浜急行本線は丘陵地を
トンネルで抜けるようになりました。
横浜駅から戸部駅までの前面展望動画です:
変化に富む沿線風景が続いていました。
連続するトンネルを抜け、カーブに設けられた
日ノ出町駅を過ぎると市街地を高架で貫くようになりました。
この辺りは大岡川沿いの平地に広がる市街地で
横浜の中心地、関内近くに位置しています。
横浜の街の散策記はこちらです。
南太田駅を通過中の様子です。
駅の上り電車が停車していました。
平野が尽きると左にカーブし丘陵地を
トンネルで貫くように走りました。
京浜急行の電車に乗っていると横浜の市街地が
丘陵地に広がっていると、実感出来ます。
国の重要文化財の弘明寺駅を通過しました。
弘明寺駅も丘陵地の狭間にある駅です。
南太田から弘明寺にかけての前面展望の様子です。
やがて、横浜市営地下鉄1号線との
接続駅・上大岡駅に到着しました。
横浜市南部の一大ターミナルとなった
上大岡を発車すると、狭い谷に密集した市街地を
高架で抜け、その直後に丘陵地を掘割で進みます。
かなり変化に富んだ地形を走りました。
上り普通電車とすれ違った時の様子です。
2012年4月には金沢文庫行の急行に
乗車した際の杉田駅停車中の様子です。
丘陵地の上には団地や住宅が並び、丘陵地の
間の狭い平地に商店街が密集しています。
この先でJR根岸線をアンダークロスしました。
丘陵地の間の狭い谷を走るようになり
金沢文庫に到着しました。
金沢文庫には京浜急行の車両基地があり、
駅の構内も広々としていました。
車両基地は金沢文庫 - 金沢八景間にも広がっていて、
この区間は京浜急行唯一の複々線になっています。
2012年4月に乗車した際の動画です。
この時は、三崎口発泉岳寺行きの
快速特急の最後尾からの様子です。
横浜から金沢文庫までは、営業距離18.7km、
快速特急の所要時間は20分程です。
2009年6月に乗車した際には、
この金沢八景で三崎口行き特急から
浦賀行の普通電車に乗り換えました。
金沢八景 - 浦賀
(Kanazawa Hakkei - Uraga)
乗車日:
June 06, 2009, Apr. 10, '2012
金沢八景から、逗子線が分岐しています。
この写真は、新逗子行きの列車から
撮影したもので、本線の列車は、
一番左側の1番線から発車します。
発車して逗子線の線路が右に分かれ、
本線は起伏の多い地形を走ります。
金沢八景を過ぎると、住宅は
所々途切れるようになりました。
2012年4月に乗車した際の京浜急行電鉄
1000系電車の運転席の様子です。
丁度、追浜駅を通過する際に撮影しました。
この2012年4月に乗車した際には、
丁度、桜が満開で、沿線で何度も
桜の花を眺める事が出来ました。
京浜急行電鉄は京急田浦 - 安針塚間で
JR横須賀線の線路をオーバークロスしました。
横浜 - 久里浜間は、JRとの並走区間となっています。
この辺りは、山が迫り、トンネルが
いくつも連続するようになりました。
連続するトンネルの向こうに
逸見駅の構内が見えています。
逸見駅はJR横須賀駅の300m程南に位置していますが
、
京浜急行の横須賀中央駅は更に2駅先にあります。
横須賀中央駅に進入している時の様子です。
駅名が示す通り、この駅が横須賀の
中心地に位置しています。
山が迫り狭い平地に市街地が広がる横須賀の街。
横須賀中央駅前はビルが建ち並んでいました。
横須賀中央からは丘陵地に沿い、
左手に横須賀の市街地を眺めながら走ります。
市街地の向こうに、東京湾も見えていました。
横須賀中央から僅か3分程で堀ノ内駅に到着しました。
ここは、本線と久里浜線との分岐駅です。
2009年6月、小雨に煙る京急堀ノ内駅の様子です。
駅の南側で、久里浜線の線路が右に分岐し
カーブしていく様子がよく判りました。
堀ノ内駅に停車中の浦賀行きの普通電車です。
京浜急行電鉄の本線は、泉岳寺から浦賀ですが、
列車は久里浜線の三崎口に直行する列車が多く、
運行形態では、堀ノ内 - 浦賀間が支線の扱いです。
京急堀ノ内を発車し、住宅地を眺めながら進んでいきます。
2009年6月に乗車した際、雨で煙っていましたが、
ここからも海が見えるのでしょうか。
やがて、丘陵地の間を走るようになりました。
この丘陵地を越えると浦賀です。
品川から55.5km、日中であれば
品川から三崎口行の快速特急に乗車し、
堀ノ内で乗り換えて1時間程で到着します。
浦賀に到着した普通電車です。
行先表示は、すぐに折り返しの
羽田空港に変わってしまっていました。
僅かな乗客が下車すると、
浦賀駅のホームはひっそりとしていました。
浦賀は、小さな港町。
戦国時代には北条氏の海軍の拠点にも
なった事がありますが、浦賀が脚光を浴びたのは、
幕末にペリー率いるアメリカ海軍が来航した時でしょう。
浦賀の散策記はこちらです。
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