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Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない



東京急行電鉄 東横線

(渋谷 - 横浜)

Tokyu Corporation., Toyoko Line
(Shibuya - Yokohama)







東急・東横線は、渋谷と横浜を結ぶ路線です。
一日平均の利用者数が100万人を超える大動脈です。

全通したのは1932年(昭和7年)の事で、
当初は渋谷 - 桜木町間の路線でしたが、
横浜側は2004年2月から、みなとみらい線と
相互直通運転を行ない、横浜までの区間となりました。

ちなみに渋谷側は東京メトロ副都心線と
2013年3月から相互直通運転を行っています。

東京メトロ副都心線の乗車記はこちらです。


営業キロは24.2kmで、2001年から走り出した
特急が26分程で結んでいます。






東横線には1980年代に初めて乗車し、
その後何度も乗車しています。

2010年6月と2011年6月に乗車した
際の様子を中心に紹介します。



横浜 - 武蔵小杉
(Yokohama - Musashi Kosugi)


横浜駅の東急・東横線乗り場は、
西口近くの地下になっています。

地下一階の自由通路からエスカレーターで
地下3階にある改札に向かいます。



元町・中華街方面のみなとみらい線と共通の改札口を抜け、
更にエスカレーターで下った地下5階が東横線のホームです。


2010年6月、渋谷行の特急に乗りました。



この時は未だ東京メトロ副都心線との
相互直通乗り入れの開始前でした。
正面貫通扉の下にある"M"のマークは、
みなとみらい線の車両出る事を示しています。

2つめの東白楽の手前まで地下を走ります。
地上に出て、東白楽、白楽、妙蓮寺と
住宅密集地を走ります。

横浜駅で特急電車到着の写真を撮っていたので
先頭部の場所を確保出来ず、住宅密集地では
沿線の車窓風景も撮れないので、
この区間の写真はありません。

JR横浜線との接続駅・菊名でようやく
先頭部が確保出来ました。



2面4線構造の菊名駅では、特急・急行と
普通列車の緩急接続が行われています。

菊名を発車すると環状2号線と
新幹線をアンダークロスします。



この後、大倉山駅を通過し、急勾配を上り
高架の線路を走るようになりました。



この先で、鶴見川を越えます。



周囲は丘陵地の間の住宅密集地が続きます。
鶴見川を渡ると綱島を通過し、再び高架となります。
直線区間が続くようになりました。



次の日吉との間のこの直線区間は2.2kmあり、
東急の路線ではもっとも長いそうです。


平野が尽き、直線区間も終わると日吉です。



日吉は目黒線の終着駅で、横浜市営地下鉄の
グリーンラインとの接続駅でもあります。

目黒線の乗車記はこちらです。
横浜市営地下鉄グリーンラインの乗車記はこちらです。


駅のホームは半地下構造になっています。
日吉は乗降客の多い駅ですが、
特急は停車せずに通過していきます。

日吉からは東横線と目黒線の複々線区間となりました。
中央の2路線が目黒線、外側の線路が東横線です。



うねるように曲がる複々線の線路の向こうに
武蔵小杉の高層ビル群が見えています。

この先で元住吉を通過します。



2面4線の線路の外側に通過線があります。

元住吉を通過すると、目黒線は地上を走るようになり
東横線が目黒線の上を走るようになります。



東横線の前面展望では、高々架の複線の様に見えます。
武蔵小杉の手前で、上下線の間隔が開き
その間に目黒線の複線の線路が現れました。

武蔵小杉に到着しました。



横浜から13.4km、約13分の所要時間と
横浜 - 渋谷間のほぼ中間地点です。

JR南武線との接続駅ですが、2010年からは近くを走る
横須賀線にもホームが出来、利便性が増しています。



近年は、更に高層ビルが建ち並び、
武蔵小杉一帯は急速に発達しているようです。

武蔵小杉界隈の様子はこちらです。





武蔵小杉 - 渋谷
(Musashi Kosugi - Shibuya)


武蔵小杉を発車し、複々線を進むと
すぐに新丸子駅を通過します。



新丸子を過ぎると、多摩川を渡ります。



冬の晴れた日にはこの多摩川鉄橋から
富士山を見る事が出来ます。

多摩川を渡り終えると、丘陵地に入り
左にカーブを切り、多摩川を通過します。

2010年6月に乗車した際には、
多摩川駅の写真を撮り忘れていたので、
後日に訪れた際の写真を紹介します。



ここは東急多摩川線との接続駅で、東急多摩川線は
東横線の下の地下ホームに発着しています。

以前、東急多摩川線は目蒲線といい、田園調布まで
東横線と並走し目黒に向かっていましたが、
目黒からの電車が日吉まで直通する事になった為
2000年にここで切り離される事になってしまいました。

東急多摩川線の乗車記は こちらです。


東横線と目黒線は複々線のまま田園調布駅に至ります。



田園調布は1995年に地下駅化されています。
日吉から並走し、複々線をなしていた
目黒線はここで別れて行きます。

目黒線の乗車記はこちらです。


そして次の停車駅、自由が丘に到着です。



この辺りは、東京急行電鉄の路線が幾つも交錯し
なかなか路線図を覚えられない地域です。

この自由が丘は大井町線との接続駅になっています。



東横線のホームとクロスする形で、
地平部に大井町線の駅があります。

東急大井町線の乗車記は こちらです。


下り列車が丁度到着するタイミングで発車しました。



都心に向かっているのですが、田園調布からは
線路が減って複線となり、しかも地平を
走るので、少し鄙びた感じもします。

次の都立前の手前で高架になりました。



この辺りは既に住宅密集地です。



地平区間を走っていた時とは一変し
都会の高速鉄道の印象です。

学芸大学、祐天寺を過ぎ、線路が
輻輳する様になり、中目黒に到着しました。



中目黒は東京メトロ・日比谷線との接続駅です。
2013年3月の副都心線との相互直通運転の開始迄は、
日比谷線との間で相互直通運転をしていました。

中目黒を発車すると複々線となり
急カーブを曲がって行きます。



日比谷線の線路が地下へと消えて行きました。
この先でトンネルに入り、代官山駅へと向かいます。



カーブした狭いホームの代官山駅です。
2010年6月に乗車した際には、代官山駅の
線路は工事の為の仮線状態になっていました。

2013年に副都心線と相互直通運転を初めて以来、
東横線は代官山駅を過ぎた辺りで地下に入っていきます。

それ以前の東横線は高架となって
JR山手線をオーバークロスしていました。



山手線を越えると左に大きくカーブし
渋谷駅に向かいました。



今は貴重な記録ですが、高架の
東急 渋谷駅に進入して行きました。


こうして26分程で横浜から渋谷に到着しました。



以前の東急渋谷駅は4線構造でした。
東横線のホームの端から横浜方面を眺めた様子です。



現在、東京急行電鉄 東横線の渋谷駅は
副都心線からの通過客も含め、一日で
なんと445,000人もの乗降客があるそうです。



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