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東急電鉄東急多摩川線は、東急東横線の多摩川駅と
京浜東北線の蒲田駅とを結ぶ5.6kmの路線です。
1923年(大正12年)に全線開業しています。
当初は、目黒から多摩川を経由し蒲田に至る
目蒲線として、東急では最も古くに開業しています。
2000年(平成12年)に多摩川 - 武蔵小杉間の複々線化が行われ、
武蔵小杉からの電車が目黒に直接乗り入れるようになると、
目黒 - 田園調布間を目黒線として分離し、多摩川と
蒲田の間は、東急多摩川線として独立されています。
東急多摩川線は1993年9月、目蒲線時代に全線乗車して
いますが、2011年7月に再乗する機会がありました。
この時は終点の蒲田から乗車しています。
東急多摩川駅は、JR蒲田駅の西側に位置していて、
南北に走る東海道本線、京浜東北線の線路に
T字型になるように接しています。
東急の蒲田駅は多摩川線と池上線の
4つのホームが並び、壮観な眺めです。
池上線の乗車記は こちらです。
ヨーロッパの駅のような頭端式のホームが
並ぶ東急蒲田駅のこの眺めは好きな眺めです。
東急の蒲田駅の左側のホームが多摩川線の乗り場です。
駅構内の写真を撮っているうちに、
3両編成の電車が到着しました。
東急多摩川線のホームから眺める池上線の電車です。
東急多摩川線の先頭車からの眺めです。
蒲田駅を発車するとしばらくの間、
池上線の線路と並走します。
池上線の線路と別れると、住宅密集地を走ります。
行き違いした下り電車は、新型の車両でした。
この先も住宅街が続き、次の矢口渡駅に到着しました。
東急多摩川線は地上をずっと走っていますが、
国道1号線を越える際には高架となりました。
二駅目の武蔵新田到着の様子です。
沿線の車窓風景です。
ずっと住宅地が続き、車窓は殆ど展望が効きません。
1km未満の駅間距離で、次々に駅に到着します。
こちらは3駅目の下丸子駅です。
東急多摩川線の中間駅は、どの駅も
相対式の簡易な構造になっています。
この辺りは、すぐ北側を池上線が走っています。
下丸子駅から500m程で、池上線の千鳥駅があります。
駅間距離も短く、路線が密集していますが、
下丸子駅の乗降客は一日3万7千人にもなります。
次の鵜の木駅を過ぎ、しばらく走ると、
東海道新幹線のガードが見えてきました。
このガードをくぐると直ぐ沼部駅に到着しました。
並走する池上線も新幹線のガードをくぐった所に
御嶽山駅があり、同じような位置関係です。
沼部駅を発車したところですれ違った下り列車です。
この先で東急多摩川線の電車は右にカーブを
切りながら地下へと進んで行きました。
地下へと進入する多摩川線の上を、
高架の東横線の線路が見えています。
東急東横線の乗車記は こちらです。
こうして、5.6kmを11分で走り、
多摩川駅に到着しました。
東急多摩川線の電車は、この多摩川駅で
折り返し、蒲田に引き返しますが、線路は
この先、田園調布まで続いているそうです。
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