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Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない



叡山電鉄 叡山本線・鞍馬線
Eizan Electric Railway




乗車日:June 17, 2005





叡山電鉄は、京都の出町柳から比叡山の麓、
八瀬比叡山口駅に向かう叡山本線と、
途中の宝ヶ池から分岐し鞍馬に向かう
鞍馬線の二路線を有する私鉄です。

営業キロは叡山本線が5.6km、
鞍馬線が8.8kmの計、14.4kmです。

1925年(大正14年)に京都電燈が、
出町柳 - 八瀬間を開業した事から
叡山電鉄の歴史は始まっています。

京都電燈の鉄道部門は1942年に分離され京福電鉄となり、
その後1986年には、叡山本線と鞍馬線を
叡山電鉄として分離独立しています。

その後、京阪電気鉄道が1999年に
三条から出町柳まで路線を延長し、
出町柳は鉄道の独立駅ではなくなり、
紅葉のシーズンを中心に多くの
観光客にも利用されていると言うことです。


2005年の6月半ば、有給休暇が取れたので、
京都市内に残る未乗区間の制覇を兼ねて、
この叡山電鉄に乗ってきました。

京都市交通局(地下鉄)・烏丸線の未乗区間、
北山 - 国際会館 2.6kmと、
京阪電気鉄道・鴨東線 2.3kmに乗車し、
出町柳駅についたのが、
10時近かったと思います。

賀茂川と高野川の合流地に
程近い出町柳駅。



下鴨神社も駅からすぐ近くの距離です。

叡山電鉄の出町柳駅はとても手狭な駅です。
3つの番線がありますが、ホームの幅も狭く、
長さも2両編成の電車が止まれる程の
短いホームが改札の先に延びています。

改札の真前の3番線で、鞍馬行きを待っていると、
オレンジの車体の瀟洒な電車がやってきました。
「きらら」という展望車です。

ソファーのようなシートが窓の方向を向き、
車窓風景を楽しめるような座席配置になっています。

車内は立ち客が少しいる状態で発車しました。
複線の線路が伸び、各駅で
次々に乗客が乗ってきました。

通路にも多くの人が立つようになり、
途中から運転席の後ろに立つことにしました。

11分程で、宝ヶ池に到着です。
ここで叡山本線と鞍馬線が分かれます。



上の写真で、真っ直ぐ進む路線が叡山本線、
左に分離しているのが鞍馬線です。

鞍馬に向かうこの電車もポイントを
割って左に進路を取りました。


宝ヶ池を出ると、ようやく街並みも途切れ、
京都を取り巻いている山々が見えてきました。

八幡前、岩倉と由緒ありそうな駅を過ぎ、
京都産業大学で多くの乗客が降りました。

次の二軒茶屋からは単線となります。



単線となると急に都会を離れ、
山里に入り込んだような雰囲気になりました。

ちょっとしたサミットを越え、
市原を過ぎると貴船川に沿い
深い山間を走るようになりました。

右へ左へとカーブを切りながら
急勾配を上っていきます。

木々が架線に覆いかぶさるようなところもあり、
秋の紅葉の季節には、
さぞやと思わせる沿線風景です。

貴船川の細い流れを
鉄橋で渡って行きました。



景色が少し開けると、二ノ瀬です。
対向列車が待ち合わせており、
ここで列車交換です。



この深い山間でも、1時間3本の電車が走っており、
鞍馬に向かう観光客の多さがわかります。

この電車も、まだ多くの立ち客がいて、
運転席の後ろで、先頭車両からの
眺めを楽しんでいる人が他にも何人かいました。

二ノ瀬からも、再び山間を走りました。
鬱蒼とした木々の間を縫うように走ります。


貴船口で再び景色が開け
鉄橋を渡りました。

しばらくすると、終着の鞍馬です。



出町柳から29分の鉄道旅行。
京都の都会から、山深い鞍馬まで、
大きな変化を楽しめる
とても魅力のある路線でした。

途中の山間の風景も美しく、
紅葉の時期には満員で乗客が
溢れてしまうほどというのも
頷ける風光明媚な路線です。



この写真は鞍馬の駅舎です。
この後、鞍馬ケーブルに乗るために
鞍馬山を目指しました。

鞍馬山と貴船の様子はこちらです。


生憎、鞍馬ケーブルは運休だったのですが、
鞍馬山と貴船の景色を堪能できました。


貴船口の駅から、宝ヶ池に出て、
ここから先ほど乗り残した
叡山本線の未乗区間に乗りました。

鞍馬山と貴船の散策で
のんびり時間を使ったので、
陽も西に傾き始めていました。

出町柳方面からやってきたのは、
一両編成の電車です。



鞍馬に向かう朝の電車とは打って変わって、
車内には多くの空席がありました。

宝ヶ池から終点の八瀬比叡山口までは
わずか2駅、1.8kmの道のりです。

比叡山の山並みに向かって
真っ直ぐ進み、山に突き当たったら
終点の八瀬比叡山口といった具合でした。




八瀬比叡山口のホームには
古風な上屋が架かっていて
趣のある駅でした。



これは、八瀬比叡山口駅の駅舎です。



山間にひっそりと佇むといった雰囲気です。
駅のすぐ前に清流がながれ、
そのせせらぎの音に心が和みます。

清流に沿って少し進むと、比叡山への
ケーブルカー乗り場がありました。

このケーブルカーとロープウェーを乗り継ぎ、
さらに比叡山から坂本へのケーブルカーがあり、
琵琶湖畔まで抜けられます。


比叡山までの叡山ケーブルと
ロープウェーの乗車記はこちらです。

比叡山の様子はこちらです。

比叡山からの坂本ケーブルの
乗車記はこちらです。



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