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Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない



きらきらうえつ
(新潟 - 酒田)
Kirakira Uetsu
(Shinjyo - Amarume)



乗車日:Aug. 01, 2007








「きらきらうえつ」号はJR東日本が新潟と
酒田・象潟間に運行する臨時列車です。

2001年に登場し、特急電車に使われていた車両を
改造した4両編成の専用車両で運行されています。

新潟から酒田・象潟の間は、日本海を眺めながら走り
途中にいくつもの温泉や庄内平野には鶴岡や酒田、
象潟といった観光地も点在しています。

「きらきらうえつ」号は、そうした観光地を結ぶ
観光列車として運行が始まりました。




2007年8月1日、酒田から新潟までこの
「きらきらうえつ」号に乗車しました。

酒田の街歩きをした後、最上川下りを楽しみ、
高屋からJR陸羽西線で酒田に戻り
「きらきらうえつ」に始発から乗る事にしました。

酒田の様子はこちらです。
陸羽西線の乗車記はこちらです。
最上川下りの様子はこちらです。

陸羽西線の列車が酒田に着いたのは15:21。
16:21発の「きらきらうえつ」号の発車時間まで
小一時間もあったのですが、やる事もなく
ホームに向かうと、しばらくするうちに
「きらきらうえつ」号が入線してきました。



カラフルな塗装の列車で、元々は
地味な特急用車両だったとは思えず
特別料金の要らない快速列車にこのような
車両を充当しているのは嬉しい限りです。

先頭の新潟寄りから3両目の2号車は
フリースペースのラウンジカーとなっていました。



一段高くなったところに置かれた座席が
窓に向かって配置されていて、
日本海の車窓風景が楽しめるように
配慮されています。

そして先頭と最後尾には前面展望が
楽しめるフリースペースになっています。




16:21、定刻に発車。
車内は閑散としたまま発車しました。
しばらく最後尾の車両のフリースペースに
陣取って庄内平野を走る車内から、
鳥海山の様子を眺めていました。

この日は良く晴れて鳥海山が良く見えています。
夕方も近づいて少し靄がかかったようになっていました。

写真は、前日の夕方に鶴岡から酒田に
向かう時に眺めた鳥海山の様子です。



この時は夕陽を浴びる鳥海山が
鮮やかに見えていました。

やがて最上川の鉄橋を渡りました。



西に傾いた日の光を浴びた列車の陰が
川面に映るのどかな景色です。


最上川を渡り終えると陸羽西線との接続駅・余目です。
鳥海山は遠くに去り、庄内平野の田圃が
広々と車窓一杯に広がっていました。



田圃の広がる景色を眺め手ているうち、
余目から14分程で鶴岡に到着しました。



鶴岡の様子はこちらです。

駅のホームから駅名板を眺めたようです。
ホームに吊り下げられた寝台特急の
停車位置を示す案内板。

羽越本線は東京や大阪から青森や札幌に向かう
夜行寝台特急が何本か走っていますが、
次第次第に運転本数が削減されていて、
この光景もいつまで見られるのか、
少々心もとない状況です。

鶴岡を出てしばらくは再び庄内平野の
広々とした田園地帯を走ります。



車窓左手遠くに見えるなだらかな山は月山でしょうか?

鶴岡の先で、進行方向右手に日本海の眺めが続きます。
この「きらきらうえつ」号に乗る際に、進行右側の
窓際の座席の指定席を確保していたので
この辺りで最後尾の展望シートを離れ、
自分の座席に戻りました。

しばらくのどかな田圃の景色が続きますが、
やがて山間に入り、トンネルをくぐります。

行く手の視界が開けてきました。



この先に日本海が広がっていました。



少し高い位置から日本海を見下ろします。
西日が海に反射し、とても眩しい眺めでした。

鶴岡から韓国か中国からの団体客が
乗り込んで来たのですが、この西日で
カーテンを閉めてしまう人もいました。

時折、岩山も現れる海岸線を眺めるうちに
あつみ温泉に到着です。



このあつみ温泉駅で上りの普通列車を追い抜きます。


あつみ温泉を出てからも西日に照らされた
日本海を眺めながら走ります。



車窓左手に日本海が見えているのですが
日本海との間に国道が走っていて
ちょっと興ざめです。

山形と新潟の県境に近い鼠ヶ関駅。



この辺りは鄙びた雰囲気です。

短いトンネルをいくつも越えるようになります。
トンネルとトンネルの合間に岩礁が現れ、
夕陽に照らされた日本海が
視界に飛び込んできます。



勝木から桑川にかけての区間は特に
断崖が海に迫るところを走ります。



この景観は笹川流れと呼ばれる
景勝地として知られています。



遠く日本海に浮かぶ粟島に
丁度西日がかかっていました。


あつみ温泉の手前から一時間近くも
日本海の眺めが続いていましたが
急に田圃が広がる景色となりました。

村上を過ぎると、遠くに朝日岳が見えてきました。



田圃の向こうに緩やかな
山が連なるのどかな景色です。



酒田を出発して約2時間で新発田に到着し、
新発田からは新潟平野の真っ只中を進みます。



新発田の様子はこちらです。

空に浮かぶ雲が夕焼け雲に変わっています。

広い阿賀野川を渡ると、広大な操車場が広がり、
その向こうに太陽が沈んでいきました。




こうして18:28、定刻に新潟駅に着きました。
酒田から168.2kmを2時間17分かけての旅でした。

「きらきらうえつ」号は、庄内平野と新潟平野の
豊かな田園風景と、日本海の眺めを堪能できる
素敵な観光列車でした。



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