レイク・ルイーズ
Lake Louise, Canada








レイク・ルイーズはバンフから
北西60km程にある町です。
町の名前は、ビクトリア氷河を
望む湖の名前にちなんでいます。

ルイーズと言う名前は、ビクトリア王女の
娘の名前から付けられており、
カナディアンロッキーの
至宝といったところでしょうか。

このレイク・ルイーズの他にも
モレイン湖という美しい湖があります。

カナダ旅行の3日目、ヨーホー国立公園に行った後
これらの湖の辺を散策してみました。

その様子を紹介します。

バンフからレイク・ルイーズへの様子はこちらです。
ヨーホー国立公園の様子はこちらです。



モレイン湖 (Morain Lake)
Jun. 20,'06

レイク・ルイーズ (Lake Louise) 
NEW! Jun. 24,'06











モレイン湖
(Morain Lake)







モレイン湖はレイク・ルイーズの町から
10km程南にいったところにあります。

宿泊先のホテルから朝一番に
一度、車を走らせたのですが、
雨が降り出してしまいました。

仕方なく一旦引き返し、天気が回復した
その日の午後に再び訪れてみました。

モレイン湖に向かう道の途中から、
険しいロッキーの山々が見えてきました。



この山はMt.Temple(標高3543m)と思います。

そして下の写真は、モレイン湖から
流れ出した川の作る谷の様子です。



モレイン湖への道中にこのような
雄大な景色が見えてきたので、
これから行くモレイン湖での景色に
期待が高まってきます。


しばらく走るとモレイン湖の駐車場に到着です。
駐車場の脇にガレキが
堆積したような丘がありました。



写真の右下の岩の堆積したところです。

これがモレイン湖の名前の由来になった丘です。
モレインというのは、氷河が流れる時に
削った土砂の堆積物のことを言うそうです。

尤も、この岩の堆積した丘は、
後日、土砂崩れによるものと判明したそうです。

この丘を抜けると、モレイン湖
(Morain Lake)が現れてきました。



湖面を渡る風は冷たく、
湖には氷が浮かんでいます。

モレイン湖の奥には残雪の残る険しい
テン・ピークス(Ten Peaks)が聳えています。



さっそく氷の浮かぶ湖畔に行ってみました。
湖の氷は、六角柱状の氷が連なった
形で湖面に広がっているようです。

氷が溶け出すと六角柱状の氷が
横になって湖面に浮いています。
風が吹くと、その氷同士がぶつかり、
シャラシャラと涼しげな音がしています。

モレイン湖の北側の湖畔には
ハイキング道が整備されています。

歩き出した途端に雨が降り出し、
雷鳴が轟いたのですが、
やがて天気も持ち直してきました。



湖畔を歩く人は殆どいません。

針葉樹の合間から、
テン・ピークスの頂とモレイン湖の
絶景を眺めながらの静かな散策です。
空気が澄んでいて、山がとても近くに見えます。



湖の奥に向かって歩くにつれ
次第にテンピークスの頂きの上にある
氷河が見えるようになりました。


湖の一番奥に行くと、
湖に流れ込む川に出会い、
そこで遊歩道は途切れていました。



氷河や雪渓の融けた水が
集まっているのでしょう。
川の水はとても冷たかったです。

モレイン湖の奥から入り口の
方向を眺めてみました。



氷が張っていると良く判らなかったのですが、
川の水が流れ込んでいる湖の奥は
エメラルドグリーンの湖面が現れていました。

モレイン湖畔の散策は、澄んだ空気の中
とても気持ちのいい散策でした。

天気も次第次第に回復してきました。

散策から戻ると、雪を抱いた
Mt. Templeの頂が輝いているようでした。






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レイク・ルイーズ
(Lake Louise)







モレイン湖の散策をした後、
レイク・ルイーズに来ました。

ビクトリア氷河を抱くビクトリア山を背景に
エメラルド・グリーンの湖面が広がり、
湖面にその姿を映す様は、
カナディアンロッキーの中でも
人気の高い観光地です。

モレイン湖では天気が回復し、
青空も広がってきたのですが、
このレイク・ルイーズでは再び
どんよりとした雲がかかっています。

レイク・ルイーズの湖畔に行ってみると
真っ白なビクトリア氷河を背景に
レイク・ルイーズが佇んでいました。



氷河から吹き降ろすような風は冷たく、
ピリっとした空気です。
湖畔に佇んでいると
惹き込めれるような景色です。

さすがにここは観光客が多く、
皆、湖を背景に記念写真の撮影に余念がありません。

湖の辺にフェア・モント・シャトー・レイク・ルイーズという
とても豪華な大型ホテルが建っていて、
きっとこのホテルの宿泊客も多いのでしょう。


僕も一通り景色の写真を撮り終え、
湖畔のハイキングコースを歩いてみました。

湖の南に聳えるFairview Mt.です。
レイク・ルイーズの湖面も氷結しています。



さすがにレイク・ルイーズでは
湖畔を散策する人が多く、
すれ違う人と、「Hello」と
声をかけながら歩いていきます。

天気は回復しているのですが、
遠くで雷鳴の様な音が響いていました。


しばらく湖畔を歩き、湖の辺のフェア・モント・
シャトー・レイク・ルイーズを振り返りました。



湖面に六角柱状の氷が浮かんでいます。
雲が風に流され、時折
陽が差してくるようになりました。


湖畔を歩くにつれて、レイク・ルイーズの
背後に聳える山の形が変わってきます。



これはFairview Mt.です。

ふと耳を済ませると、「サクッ」という小さな音が
どこからともなく聞こえてきました。

その音は湖面に陽が差し込んだ時にしています。
陽の光で、氷が解ける時の音のようです。



ビクトリア氷河もかなり近くに
見えるようになりました。

湖の端に近づいた辺りで、
湖畔に沿っていたハイキング路が
山の斜面を登るようになっていました。

この先、ずっと歩いていくと、
ビクトリア氷河のすぐ下まで行く事が出来るようですが、
もう夕方になっていて、ここで引き返すことにしました。

モレイン湖よりも明るく開放的な湖畔のハイキングで、
このレイク・ルイーズでも雄大な景色を楽しめました。


レイク・ルイーズの湖畔を散策した翌朝、
とてもいい天気になり、
Fairview Mtが浮き出るように見えています。



レイク・ルイーズも、昨日の景色とはまた違い
輝くようなビクトリア氷河が、
静かな湖面に映っていました。



惹きこまれるような眺めでした。
この景色を眺めた後、
ジャスパーに向かいました。

レイク・ルイーズからジャスパーへの様子はこちらです。




Hotel Information

Deer Lodge

P.O. Box 100
Lake Louise, Alberta, Canada
T0L 1E0

Tel: (+1) 403-410-7417
Fax: (+1) 403-410-7406
URL: www.crmr.com/deer_lodge.php

レイク・ルイーズから程近い
ところにあるホテルです。
ホテルのレストランもいい雰囲気です。
静かないいホテルでした。



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