皆実町六丁目で皆実線と分岐した後、１号線の
路面電車は京橋川を御幸橋で渡りました。

乗車した1月20日は、曇りがちの天気でしたが、
この時は青空が広がっていました。

御幸橋を渡ると、御幸橋停留所となり、
宇品線の線路は千田通を西北に進みます。

この先に、広島電鉄の本社ビルがあり、
広電本社前の停留所に到着しました。

ここには千田車庫も併設されています。
先ほどの０号線の電車は、この千田車庫への
改装を兼ねた運用だたと思われます。

下の動画は広電本社前 から日赤病院前間の車窓風景です。
広電本社前を発車し、画面左手から合流する線路が
千田車庫への引き込み線と思います。

１号線の電車は、引き続き千田通りを西北に進みます。
千田通りは道路の幅が広く、道路わきの建物も
低層ビルが多く、密集している感じはしませんでした。

千田通りは、鷹野橋停留所を過ぎると、北に向きを変えました。

市役所前を過ぎ、次第に広島の中心街に差し掛かりました。

中電前停車場の様子です。

前日に宿泊したホテルが、中電前停留所近くにあり、
預けていた荷物を取りに戻った為、一旦、下車しました。
再度乗車した電車も、低床式の連接車両でした。

この車両は5100系と呼ばれ、国産初のフルフラット型の
低床車両で、2005年3月から運行が開始されています。
2006年に鉄道友の会からローレル賞を受賞しており、
車内にそのプレートが貼られていました。

中電前から袋町にかけての車窓です。
通りを走る車も増えてきました。

袋町停留所です。

袋町からは、いよいよ広島市の中心部となります。
本通を発車すると、紙屋町の交差点を右に折れ、
本線と合流し、紙屋町東停留所に到着しました。

紙屋町東停留所の様子です。

1号線の路面電車は、紙屋町から
本線を走り、広島駅に向かいました。