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Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない



泉北高速鉄道
Senboku Rapid Railway




乗車日:Dec. 03, 2006





泉北高速鉄道は、大阪府や関西電力、
大阪瓦斯が出資している第三セクター
大阪府都市開発(株)が運営する鉄道です。

営業区間は、南海電鉄の中百舌鳥駅から
光明池迄の14.3kmの都市近郊路線です。

難波からの南海・高野線の準急電車が
泉北高速鉄道に乗り入れています。




開業は1971年(昭和46年) 4月1日に、
中百舌鳥 - 泉ヶ丘間、7.8kmです。

その後、1973年12月に栂・美木多まで2.4km、
1977年8月に光明池まで1.9km、
そして1995年4月に和泉中央まで
更に2.2kmと小まめに延長開業しています。

1993年4月に泉北高速鉄道に乗車しているのですが、
その後開業した光明池 - 和泉中央間の
2.2kmが未乗区間として残ってしまいました。

その未乗区間に乗る為、2006年12月に13年振りに
泉北高速鉄道に乗車しました。


三国ヶ丘でJR阪和線から南海・高野線に乗り換え、
次の中百舌鳥で、和泉中央行きに乗り換えしました。



難波から直通の準急電車です。

中百舌鳥駅はホーム2面、4線の配置で、
泉北高速鉄道線への直通列車は
ホーム真ん中よりの番線から発着しています。

例によって、最前列に陣取って、車窓風景の観察です。
13年振りともなると、前回の記憶も曖昧になっています。


中百舌鳥を発車した後、ポイントを渡り、
地下に潜って高野線と分岐します。



上り電車と交換しました。
南海の車両のようです。

トンネルから抜けると高架線となり
堺市の南部の住宅街を進んでいきます。

深井を出ると、交通量の多い道の中央を走って行きます。
日曜日の午後の時間帯に、渋滞している
車の傍らを走って行きました。



前方の高架橋は阪和自動車道です。
しばらく高架が続き、住宅が建ち並ぶ丘陵地に達すると
右に大きくカーブし、泉ヶ丘に到着です。

この辺りからは大きな住宅地の中を行くようになります。



側道に、色付いたイチョウの街路樹が並んでいました。

高層アパートや分譲住宅が建ち並ぶ丘陵地と
その間の小さな谷が交互に現れるようになりました。

丘陵地に達し、掘割になると駅に停車し、
発車すると丘陵地と丘陵地の間の
小さな谷を越えるという景色が繰り返されます。

こうして栂・美木多、光明池と過ぎていきます。

光明池を出るといよいよ未乗区間に入ります。
しばらく終点だったせいか、光明池に車両基地があり、
車両基地への線路が左に分かれていきました。



大阪と和歌山を分ける葛城山系の山々が
随分と近づいてきました。
この日の朝、六甲山に上った時の青空はなく、
どんよりとした天気になっています。



ポートライナーの乗車記はこちらです。
摩耶ケーブルの乗車記はこちらです。
摩耶山の様子はこちらです。
六甲ケーブルの乗車記はこちらです。

阪和自動車道の高架橋が泉北高速鉄道の
線路の上に覆いかぶさるように合流してくると
終着、和泉中央に到着しました。



中百舌鳥から各駅に停車し、
16分程の鉄道旅行でした。



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