西脇・長明寺
Nishiwaki, Japan







西脇市は兵庫県の中部、播磨地方の都市です。
東経135度、北緯35度が交差していて
日本のへそを自負している街です。

2007年10月、三木鉄道と北条鉄道に乗車した後、
JR加古川線で北上し、篠山を目指していた時、
加古川線の列車ダイヤが悪く、西脇市で
一時間の待ち時間が出来ました。

三木鉄道の乗車記はこちらです。
北条鉄道の乗車記はこちらです。

どうする当てもなかったのですが、
源三位頼政のお墓が駅から歩いて
15分程の長明寺にあるというので、
大急ぎで行ってきました。


西脇市駅からほぼまっすぐ東に
向かうと加古川を渡ります。



播州平野も尽き、加古川の
向こうに山が迫っています。

橋を渡り、国道を南下し、
しばらくすると長明寺に出ました。



急な階段が続き、仁王門の
屋根が見えています。

その仁王門です。



堂々とした門です。
仁王門の先にも
階段が続いていました。



階段の先の本堂です。



十一面観音像が祭られています。

この近くには阿弥陀堂もあるようですが、
急いでいて写真を撮っていませんでした。


この長明寺の境内に源三位頼政が
鵺(ヌエ)退治をしている様子を表した
像がありました。



源三位頼政は平安末期の武将です。
源氏の身でありながら平清盛の信任を得て
従三位に叙せられたそうです。

1153年(仁平3年)に近衛天皇が奇病に悩まされ
それが雲の中に住む妖怪のしわざとされ
その妖怪を源三位頼政が退治した
という話が平家物語にもあるそうです。

源三位頼政のお墓がありました。



1180年(治承4年)に源三位頼政は
以仁王と結んで、平家打倒の兵を挙げますが
宇治の平等院で平氏に討たれています。

その平等院に頼政のお墓があると言われていますが
この播州の長明寺に頼政のお墓があるのは
どういういわれなのでしょうか?

現地にも案内板は見当たらなかったように思います。

この長明寺を訪れた後、
JR加古川線の電車に乗り、
篠山城に向かいました。

篠山城の訪問記はこちらです。




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