伊根浦は、古い漁村です。
伊根は鎌倉時代初期の1191年(建久2年)に資料上初めて
伊根は江戸時代には宮津藩の藩領となり、
伊根の集落の特徴は、入江に沿って建ち並ぶ舟屋群です。
天橋立を自転車で縦走した後、北の端の元伊勢籠神社に
このバスは宮津駅を発車し、途中、天橋立駅に立ち寄り、
京都丹波鉄道の列車で天橋立に着いたのが、10:43。
そこで、レンタサイクルして天橋立をショートカットし、
伊根浦に向かうバスの車内です。
元伊勢龍神社を発車し、しばらく走ると
波静かな宮津湾を眺めながら走りました。
伊根に近づくと、漁港が現れました。
その先に入り江が現れました。
伊根の集落は、もう一つ岬を越えた向こう側ですが、
この観光船乗り場にバス停があり、ここで下車しました。
伊根浦は、入江に面して建つ舟屋群で知られています。
停泊していた観光船です。
バスが到着して、次の観光船の発車時刻は12:00丁度です。
伊根湾めぐりの観光船が出航すると、
船内には餌が売られていて、これを買って
出航してしばらくすると、右手に舟屋群が見えてきました。
海に面して何棟もの舟屋群が並ぶ姿は圧巻です。
小さな岬を抜けると、伊根湾の入り江が見えてきました。
上の写真は、伊根湾東側の海岸沿いの舟屋です。
一階の船入れの様子も良く判りました。
そしてこちらは、伊根湾の一番奥、
観光船は、海岸沿いの舟屋群に沿うように
下の写真は、伊根湾の西側の舟屋群です。
こちらも急な山と海の間に建つ舟屋が
伊根浦の舟屋群は、江戸時代後期からの
保存対象の舟屋は113棟、すべての保存対象は
舟屋の裏側に、海岸線と平行に道路が走り、
遊覧船は20分程でしたが、あっという間に時が経ち、
伊根浦めぐりの観光船の旅を満喫した後は、
伊根浦めぐりの観光船の所要時間は25分。
舟屋群を眺めながらこの道を歩いて、天橋立に戻るバスに
どうしたものか、と時刻表を眺めていると、伊根浦めぐりの
実際に現地に行ってみると、観光船は少々早めに港に戻り、
伊根浦の中心部は、観光船乗り場から3つ目のバス停ですが、
前置きが長くなりましたが、ここから伊根浦の散策です。
通りから眺めると、一階の舟入造りの部分の戸が
ようやく、舟入の部分を眺めることが出来ました。
他に観光客の姿もなく、静かな漁村を
左右に舟屋造りの建物がずらりと並び、
波静かな伊根湾の眺めです。
伊根湾に沿ってぐるりと巡ると、3.5km、小一時間程の
伊根浦・舟屋群、京都府
IneUra "Funaya" Houses, Kyoto
日本三景の一つ天橋立から
バスで30分程の所に位置しています。
その名が確認され、1549年(天文18年)の宮津・日吉神社の
棟札に伊根の有力者の名前が確認できるということで、
室町時代には集落が形成されていたようです。
漁村として栄えていたようです。
切妻造りの建物が海に向かって妻入りに建てられ、一階部は、
舟を海から直接引き入れるように開放した造りになっています。
自転車を置かせて頂き、バスで伊根浦に向かいました。
撮影: 2012年4月
阿蘇海をぐるっと巡り伊根に向かっています。
このバスが天橋立駅を発車するのが10:51なので、
スムーズに乗り換えが出来るのですが、そうなると
この後のスケジュールを色々検討すると天橋立を
散策する時間が捻りだせません。
このバスに乗る案を思いつきました。
他に5人の乗客がいました。
GWの最中なので、少々寂しい車内でした。
撮影: 2012年4月
宮津湾沿いを走るようになりました。
撮影: 2012年4月
バスの沿線にはリゾートホテルもあり、
対岸にも観光ホテルがあるようです。
撮影: 2012年4月
撮影: 2012年4月
手前の入り江に伊根湾めぐりの観光船乗り場があります。
撮影: 2012年4+月
時刻は確か、定刻の11:42よりも少々遅れていたと思います。
舟屋群は、建物の一階に船を入れ込む特徴的な構造です。
その舟屋群は、陸地よりも海からの方が見やすいと思って、
伊根ではこの観光船に乗るのを主目的にしていました。
撮影: 2012年4月
観光船は30分起きに出向していて、所要時間は25分です。
舟の後ろには数多くのカモメや鳶が付いてきました。
撮影: 2012年4月
餌付けする観光客も多いのでしょう。
鳥たちは、ずっと付いてきていました。
この舟屋群は、メインの伊根湾の舟屋群の手前にあるものです。
撮影: 2012年4月
舟入の構造も、期待したように、良く見えています。
ここは小さな入り江に沿って舟屋が連なっています。
撮影: 2012年4月
山が海に落ち込む狭い平地の海岸線に沿って
舟屋が並んでいます。
今は船も大型化したりして、舟屋に船を
係留している家も減っているようです。
伊根浦の集落の中心部の様子です。
撮影: 2012年4月
伊根湾を反時計方向に一周しました。
撮影: 2012年4月
海岸線に沿って続いています。
古い漁村の町並みを今に残し、2005年(平成17年)に
重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
460軒となっており、奈良県今井町の重要伝統的
建造物群保存地区に次ぐ対象保存件数の多さです。
撮影: 2012年4月
道路を隔てた反対側に母屋が建っているようです。
母屋は住居になっており、舟屋は漁関連以外では
子供夫婦の住居などに使われることがあるそうです。
撮影: 2012年4月
とても充実した観光船の旅になりました。
伊根浦の集落を歩こうと思っていました。
しかし、その後の予定を考えると、伊根浦を
12:46のバスに乗る必要があります。
伊根浦めぐりは、伊根の町から1.5km程
離れていて歩くと20分程かかります。
乗ればいいかなと思っていたのですが、初めての土地で、
バス停の場所も判っておらず、バス停とバス停の間を歩いて
いるうちに、バスとすれ違ってしまう可能性もあります。
観光船乗り場から伊根浦方面に12:22に出るバスがあります。
観光船が25分の所要時間となると、間に合わないのですが、
バスが少々遅れることもあると踏んでそれに賭けてみる事にしました。
バスは数分遅れて到着したので、3分のギャップが埋まって
無事に伊根浦方面のバスに乗ることが出来ました。
撮影: 2012年1月
2つ目の平田のバス停で下車して、バス停一つ分歩く事にしました。
乗車する時は写真を撮る余裕はなかったので、上の写真は
平田のバス停で見送ったバスの様子です。
下の写真の右側が舟屋、道路を隔てた左側が母屋です。
撮影: 2012年1月
閉められていて、なかなか特徴的な姿が見えません。
撮影: 2012年1月
5分程歩くと、伊根浦の中心に着きました。
ここでは、海岸線に出ることが出来ました。
撮影: 2012年1月
見事な景色でした。
撮影: 2012年1月
散策となるのですが、その1割ほどしか散策出来ずに
心残りでしたが、舟屋群の眺めを堪能出来たので
満足して、天橋立方面のバスに乗りました。