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乗車日:
May 01, 2006 & Sep. 16, 2011
つくばエクスプレスは、東京・秋葉原と
つくばを結ぶ都市間高速鉄道です。
開業は、2005年8月24日。
つくばと秋葉原間の営業キロは58.3km、
最高速度は130km/hで最短45分で結んでいます。
この「つくばエクスプレス」には2006年と
2011年に全線を乗車しています。
秋葉原駅はつくばエクスプレスの始発駅です。
高架のJRのホームから、つくばエクスプレスの
地下ホームに向かいます。
多くの人が地下のホームから地上を目指して
エスカレーターを上って来ます。
その人波に逆らう様にエスカレータを下り、
地下ホームに向かいました。
12:00の快速は既にホームに止まっていました。
ホームドアがあり写真には撮りにくい状況です。
発車して、しばらく地下区間を走ります。
シールドビームのトンネルが続きました。
発車するたびに、下り勾配となっていて、
地底の底にどんどんと吸い込まれて行く感じです。
南千住を過ぎると地上に出ました。
地上に出るとすぐに、常磐線と東京メトロ
・日比谷線と併走し、隅田川を渡ります。
複線の鉄橋が並び壮観な光景です。
鉄橋を渡り終えると北千住です。
大きな接続駅になっているものの、
つくばエクスプレスの下り電車に乗り込む
人は少なく、ガラガラの状態で発車しました。
北千住を出ると、今度は荒川を渡りました。
複々線の常磐線に寄り添うようにトラス橋を渡ります。
右手には少し離れて東武伊勢崎線の鉄橋も並走しています。
荒川を渡り終えると、再び地下区間を走りました。
二駅ほど地下を走り、地上を高架で走るようになります。
周囲は、住宅や工場が建ち並んでいます。
広い関東平野を高架で走っているので、
遠くまで見通しが利いています。
八潮を通過しました。
最高運転速度も130km/hとなり、電車は
120km/hを超えるスピードで快走していきます。
新しい区画整理された町並みが見えていました。
この辺りは、今まで鉄道の便が良くなかった
地域でしたが「つくばエクスプレス」の開業に
より、利便性が大いに高まったと思います。
やがて江戸川を渡ります。
江戸川を渡ると、再び地下に潜り、
南流山に停車しました。
この南流山は、JR武蔵野線との接続駅です。
次の流山セントラルパークを過ぎると、
長閑な郊外の景色も見られました。
空き地は区画整理されていて、そのうちに
多くの住宅で埋め尽くされるのでしょうか。
次の流山おおたかの森にも停車します。
流山おおたかの森は、東武・野田線との接続駅です。
「つくばエクスプレス」は、首都圏を環状に走る
各線と効率的に接続しています。
こうした結節も「つくばエクスプレス」の
成功の鍵の一つだったと思います。
流山おおたかの森停車中に、上り電車と行き違いしました。
流山おおたかの森を過ぎると、丘陵地に
雑木林や果樹園や畑が広がるのどかな
景色が現れるようになりました。
のどかな丘陵地を高架橋で突き抜け、
つくばエクスプレスは快走しています。
線路が一直線に続いています。
柏たなか駅をあっという間に通過すると、
丘陵地が尽き、田圃が広がりました。
広々とした田圃を眺めるうち、
利根川を渡りました。
利根川を渡りしばらく走ると、
守谷駅に到着です。
守谷は関東鉄道との接続駅です。
守谷駅には、1995年に関東鉄道に
乗車した時に途中下車しました。
当時の守谷駅は雑木林に囲まれたような
ひっそりとした駅で、たまたまその時に
霧が立ち込め、幻想的な雰囲気でした。
つくばエクスプレスの守谷駅は、その当時
とは打って変わった近代的な趣でした。
守谷を出ると、小貝川を渡りました。
この先で、再び田園地帯が広がりました。
小貝川沿いの低湿地に広がっています。
田圃の区画が大きく、整然と並んでいます。
やがて微高地となり車窓には畑も見えるようになり、
列車は時折、掘割の中を走るようになりました。
掘割を抜け、再び高架となり、
みらい平駅を通過します。
駅前は綺麗に整備されています。
つくばエクスプレス開業前はのどかな田園風景
だったこの辺りも、次第に開発が進んでいく
のでしょうが、出来ればこうした風景が
いつまでも残っていて欲しいと思います。
やがて正面に筑波山が見えてきました。
双峰の特徴的な山容はよく目に付きます。
右に大きくカーブを切ると研究学園都市です。
研究学園都市を過ぎると、再び丘陵地となり、
車窓左手遠くに高層ビルが見えてくると
地下に潜り、終着つくばにつきました。
つくば迄は、秋葉原から52分でした。
郊外の住宅地、田圃や雑木林の広がる
のどかな景色そして整備された駅前の
景色と変化に富んだ52分間でした。
つくば駅前の様子です。
2006年に乗車した際には、ここから
バスで筑波山に向かいました。
筑波山の様子はこちらです。
また2011年に乗車した際には、バスで筑波山口に
向かい、筑波山口から筑波鉄道の廃線跡を
サイクリングして真壁に向かいました。
筑波鉄道廃線跡の様子はこちらです。