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丹後海陸交通は、宮津市を中心とした丹後半島で
バスやケーブルカーなどを運営している会社です。
天橋立のケーブルカーに乗車する前に、伊根の舟屋群の
集落を眺めにバスに乗ったり、遊覧船に乗ったりしましたが、
それも丹後海陸交通の運営するバスや遊覧船でした。
伊根の舟屋群の散策記は こちらです。
丹後海陸交通の天橋立ケーブルカーは、
天橋立の北側に位置しています。
天橋立の北側に、元伊勢籠神社があり、
そのすぐ脇に麓駅の府中駅があります。
府中という駅名は、東1.5km程の所に丹後の
国分寺跡があり、この辺りが国の中心地だった
事に由来している為と思います。
2012年4月30日、この丹後海陸交通の
ケーブルカーに乗車しました。
ケーブルカーのホームに行くと既に10人程の
方がケーブルカーの到着を待っていました。
到着したケーブルカーです。
天橋立ケーブルカーは15分毎に運行されています。
いつもは、ケーブルカーに乗車する際は、進行方向
しなわち山の上に向かう先頭部に乗車するのですが、
この天橋立ケーブルカーでは、最後尾に立ちました。
その理由は、天橋立です。
ケーブルカーが進むに従って、天橋立が徐々に姿を現しました。
天橋立ケーブルカーの所要時間は4分なので、
程なく中間地点を過ぎ、天橋立も全容を現してきます。
宮津湾を分断するように伸びる砂嘴が見事です。
ケーブルカーからも、天橋立がしっかり眺められました。
こうして4分間の乗車を終え、山頂の傘松駅に到着しました。
傘松駅ではホームの上の階に展望台があり、
天橋立をバックに、ケーブルカーを眺めることが出来ます。
駅舎の隣の傘松公園から眺める天橋立は
昇龍観として知られていますが、傘松駅からの
この景色も素晴らしい光景です。
傘松での滞在は僅か10分程でしたが、
下りのケーブルカーに乗りました。
傘松駅に到着したケーブルカーです。
乗車した日はGWの期間だったので、
普段の半分の7分半毎の運行でした。
帰りは、山側の最後尾に陣取りました。
中間地点で、傘松駅に向かう上りとすれ違いました。
下は、車内の様子です。
上左は、山の上に向かう際に、係の人が乗る場所です。
電車でいえば運転席ですが、ケーブルカーの場合は、
運転士は山の上の駅でロープの操作をしているので、
この場に居るのは車窓になるそうです。
乗車したケーブルカーにはざっと20人程の乗客がいました。
こうして4分の乗車を終えて麓の府中駅に到着しました。
駅には、乗車待ちの列が出来ていました。
天橋立ケーブルは日本三景の天橋立の景色を
堪能できる素晴らしい路線でした。
天橋立の散策記は こちらです。
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