|
|
|
上野東京ラインは、2015年3月14日のダイヤ改正で
それまで行き止まりとなっていた東北本線の上野駅と
東海道本線の東京駅間を結び、高崎線や常磐線も含め
東海道本線との直通運転サービスを始めた路線系統です。
開業なった上野東京ラインの東京方面の眺めです。
真新しい線路と灰色の砂利の色が新鮮です。
高崎線の上り電車が到着しました。
電車は、東海道本線の車両と同じです。
上野 8:55 発の、前橋発の小田原行き普通電車です。
上野東京ラインの小田原行きは、それ程の
混雑も無く到着してすぐに発車しました。
発車してすぐに北行きの電車とすれ違います。
緩やかな左カーブを過ぎると
京浜東北線と並走する様になりました。
すぐに御徒町駅横を通過します。
京浜東北線からの連絡線が寄り沿い
3線区間になっています。
御徒町に停車中の京浜東北線の
脇をゆっくり進んで行きます。
御徒町駅を通過中に、渡り線を通り
3つの線路の真ん中へと進んで行きます。
ここでは、東京寄りでは一番右側の線路を
走っていた上り電車も、この渡り線を通って、
上野側では真ん中の線路を走るようです。
御徒町駅を過ぎたところで、再び
北行きの電車とすれ違いました。
この時間、東京に向かう東海道本線の電車は
3分間隔の頻度で運転されていて、そのすべての
電車が上野東京ラインに乗り入れてきます。
その後、秋葉原駅の構内を走っていきます。
先ほどまでの3つの線路の一番左側は
秋葉原構内の留置線へと繋がっていました。
秋葉原を過ぎると、上野東京ラインの
線路は急勾配となっています。
神田駅付近が、東北新幹線の為にそれまでの
在来線の線路用地を明け渡した箇所で、
高々架となって、東北新幹線の上を走って行きます。
高々架区間の様子です。
緩やかなカーブを描いている辺りが神田駅付近でしょうか。
前方の景色を眺めるのに忙しく、
左右の景色を見る余裕が無かったのですが、
この区間は周囲のビルよりも高く、眺望も効くと思うので
又の機会には、その景色を堪能してみようと思います。
神田駅を過ぎると、急勾配で下っていきました。
高架に下りたところでは首都高速の高架橋が迫り、
この区間の設計には色々な苦労も有った事でしょう。
京浜東北線や中央本線の電車も行き交い
如何にも首都圏といった光景です。
そして上野駅から僅か5分程で、
東京駅に到着しました。
東京駅に停車中の185系の「踊り子」号です。
一番東側の10番線に到着しました。
上野東京ライン開業前は、東海道本線の電車は
7番線から10番線の4つの番線のどこからでも
発車していましたが、上野東京ラインの開業後は
9番線と10番線に限られています。
東京駅10番線に進入中の上野東京ラインの
電車から眺める東北新幹線です。
上野東京ラインの開業前には
見られなかった光景です。
多くの乗客がホームで待つなか、
9:01 に東京に到着しました。
東京駅に到着した小田原行きの普通電車です。
行先表示板には上野東京ラインという
路線名が示され、終着駅の情報がありません。
大宮と横浜以遠では、湘南新宿ラインと
上野東京ラインの二つの系統の電車が
混在しているので、この表示が必要なのでしょう。
この日、戸塚駅から川崎駅に向かった時には
小金井行の電車という表示だけでは、
川崎駅を通るかどうかははっきりせずに
上野東京ライン経由である事を確かめる必要がありました。
東京駅の駅名標です。
上野の駅名が加えられていました。
便利になった上野東京ラインの開業ですが
今まですべての電車が始発駅だった東京は
通過駅となり、着席出来る機会が減ってしまいました。
そして、この日東京駅で見かけた
常磐線の特急「ひたち」です。
上野東京ラインの開業によって、特急「ひたち」・「ときわ」の
全77本中、44本が品川まで延長されています。
これによって、東海道新幹線から品川や東京での
乗り換えで茨城県まで行くことが出来、
とても利便性が上がったと思います。
|
|
|