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Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない

JR九州 / 篠栗線
JR Kyushu / Sasaguri Line

篠栗線は筑豊本線の桂川と鹿児島本線の
吉塚を結ぶ25.1kmの路線です。

元々は、石炭輸送の為に、吉塚 - 篠栗間が
1904年(明治37年)に開業し、1968年
(昭和43年)に桂川まで延長されています。

篠栗から桂川への延長は、筑豊地区と博多を短絡する
目的があり、JR化後に運転本数が増えた現在では一日に
80本、篠栗発着の区間列車を除いても59本の列車が走ります。

列車はすべて吉塚から博多へ、鹿児島本線へ乗り入れ、また
篠栗以遠の列車も筑豊本線の飯塚・直方方面へ直通しています。

朝夕には、通勤客の利便性を図るために、直方と
博多を結ぶ特急「かいおう」が2往復設定されています。

2010年12月に福岡に出張の機会があった際、
博多から篠栗線の列車に乗車しました。


撮影: 2010年11月

博多駅に到着した篠栗線の電車です。
篠栗線のホームは、新幹線に最も近い11番、12番線です。
この電車が折り返して、桂川・飯塚方面の列車となりました。

朝夕は混み合うのでしょうが、日中の列車とあって、
空席が目立つ状態で発車しました。


撮影: 2010年11月

次の吉塚までは、鹿児島本線を走るのですが、
篠栗線用の単線の線路が、複線の線路の
脇に設けられています。

鹿児島本線の下り線を走る単機のディーゼル機関車と
すれ違い、右側を並走していた山陽新幹線の
線路が離れていくと吉塚駅に到着しました。


撮影: 2010年11月

篠栗線の線路は完全に独立に敷設されていて
隣の鹿児島本線との渡り線もありませんでした。

吉塚を発車するとすぐに右に分かれ、
住宅地の間を高架橋で走っていきます。


撮影: 2010年11月

地上に降りると間もなく先ほど別れた
山陽新幹線の高架橋をくぐりました。


撮影: 2010年11月

九州新幹線が鹿児島中央まで到達した今になると、
九州内を走る新幹線の名称に”山陽”と付いて
いるのにちょっと違和感を覚えます。

この先で篠栗線内の最初の停車駅、柚須に停車しました。


撮影: 2010年11月

以前は、この柚須から勝田線が分岐していましたが
今ではその痕跡は見当たりません。

博多に近い住宅地にある駅で、篠栗線の運転本数が増え、
利便性が向上した為、利用者が急増している駅です。
乗車当時は島式ホームの駅でしたが、現在は
もう一つホームが増設されているようです。

住宅地を走り、原町を過ぎ、長者原駅に到着しました。


撮影: 2010年11月

この駅は香椎線との交差部に設けられた駅です。
この長者原駅が開業したのはJR化後の1988年です。
以前は、原っぱの中で二つの路線が立体交差していました。

篠栗線の前身は九州鉄道、香椎線は博多湾鉄道汽船と
異なる鉄道会社が路線を作った為に、交差部に駅が
造られる事はなく、その両線を引き継いだ国鉄も
乗客の利便性を向上させようという事は
思いもよらなかったようです。

長者原で、下り列車と交換しました。
長者原を出ると、車窓に田圃が広がり、
筑豊との境の山々も見えてきました。


撮影: 2010年11月

山に近づいたところで再び住宅地が増え、
篠栗に到着しました。


撮影: 2010年11月

篠栗線の開業当時、終点だった駅です。
篠栗町の町役場にも近く、乗降客は
1日に10,000人になる駅です。

篠栗からは1968年(昭和43年)に開業した区間です。
高架橋となり勾配を上っていきました。


撮影: 2010年11月

篠栗線に乗車するのは2度目の事で、最初は30年前の事でした。
初めて篠栗線に乗車した際は、筑豊地区の路線に乗車した後に
乗ったのですが、今は廃止されてしまった上山田駅で踏切事故が起き、
数時間足止めされた為、篠栗線は夜も遅い時間となってしまったのです。

初めて乗車したものの、車窓を眺める事も出来ず、
疲れて寝入っていたのですが、山間の高架橋を
走る音で目を覚ました事を覚えてます。

その高架橋が篠栗の先だったのか、と遠い昔の事を
思い出しながら乗車していました。

「思い出の鉄道写真館」 旧国鉄筑豊地区各線のページはこちらです。

山間に入り、筑前山手を過ぎ、
城戸南蔵院前駅に到着しました。


撮影: 2010年11月

ここでも下り列車と行き違いをしました。

城戸南蔵院前の先で、長い篠栗トンネルを抜けました。
このトンネルを越えて、筑豊地区と博多が結ばれ
筑豊が博多への通勤可能地域になったわけです。


撮影: 2010年11月

篠栗トンネルを抜け山間の九郎原駅を過ぎると
筑豊の景色が広がりました。


撮影: 2010年11月

山間ののどかな田園風景が広がっていましたが、
沿線には新しい住宅地も見られました。


撮影: 2010年11月

こうした景色を眺め、筑前大分を過ぎると
進行右手から原田からの筑豊本線の
線路が近づき、桂川に到着しました。


撮影: 2010年11月

博多からわずかに26.9km、快速電車で32分程、
普通列車でも41分程で到着します。


筑豊本線の乗車記はこちらです。

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