グランドキャニオン
Grand Canyon, Arizona
グランドキャニオン(Grand Canyon)へは、Las Vegasから
Flagstaffへと飛び、ここからレンタカーで向かいました。
(Flagstaffへ向かう機中からの景色)
潅木の原生林が生い茂る原野を
一時間半程ドライブすると、
突然Grand Canyonの広大な景色が開けます。
景色そのものの素晴らしさだけでなく
その舞台転換の見事さに感動していました。
行ったときはあまりり天気が良くなくて、
最も神秘的とされる夕暮れや朝日が上る時は
あいにく曇っていたのですが、
赤茶けた対岸の崖が微妙に色を変えて行く様子を、
時が経つのも忘れて眺めていたのです。
グランドキャニオンの景色は本当に雄大で、
距離感がわからなくなってしまいます。
対岸の壁まで15kmあるのですが、実際見てみると
そんなに離れているような気がしません。
でも、直ぐ近くに思えた小道を、
コロラド川に下っていく人の姿が
蟻のように小さく見えました。
展望台にも警告板がいくつも取り付けてあり、
コロラド川までの日帰りトラッキングを禁止しています。
川が近くに見えるので、軽い気持ちで出掛けたものの
帰るに帰れず、体力が消耗し、
命を落とす人が多いそうです。
そして、翌日は、South Rimの西の端から東の端まで、
車でいくつかのポイントを回りました
ドライブウェーだけでも25mile程の距離があり、
ほぼ一日のドライブでした。
車を走らせて次のポイントに移動しても、
グランドキャニオンは、ほんの少し姿を変えるだけでした
グランドキャニオンの景色も凄いけれど、
グランドキャニオンの周り、筆舌に尽くし難い景色です
特にGrand Caynonの東側は荒涼としたアリゾナ砂漠です。
200km以上は離れている遠くの山脈まで、
ずーっと、原野が広がるばかりで、
筆舌に尽くし難い景色というか、
思わず人間の存在の意義を考えてしまうような、
寂しい景色でした。
Flagstaffへの帰路は、そんな原野を走ります
原野の中に、ぽつんぽつんとインディアンの居住区があります、
粗末な小屋が立ち並んでいるの見ると、
彼らの犠牲の上に成り立っているアメリカの繁栄とかも、
思わず考えてしまったのです。
Grand CaynonからFlagstaffに戻り、
翌朝AMTRAKの大陸横断鉄道に乗ったのです。
その様子は
こちら
です。
P.O. Box 699, Grand Canyon, AZ 86023
Tel: 1-520-638-2631
昔の鉄道の駅の前にあるLodge
一泊$72と値段も手頃です。
Ground CanyonのLodgeの中では外れの方にあるので、
夜星空が綺麗に見えるかな、と
起きだしてみたのですが
生憎、曇っていました
実は、この旅行ではハプニングがあって、
このLodgeとは別のLodgeを予約してあったのです。
Grand Canyonに着いて夕暮れの景色を眺めたあと、
さーCheck-Inしようと思ったら、
事前に料金が振り込まれていなかったとのことで
予約しておいたLodgeがキャンセルになってたのでした。
係りの人は、空き部屋が一つしかない...
というので、一瞬どうしようーと思ったのですが
(六人の大部隊で行ったのです)、
なんとかこのLodgeに空き部屋があって
事無きを得たのでした。
Little America Hotels
LA Little America, 2515 East Butler
Flagstaff, AZ 86004
Tel: 1-520-779-2741
Fax: 1-520-779-7983
FlagstaffにあるHotel。
このHotelはお勧めです。
今まで泊まったなかでも最高級の部類に入ります
一泊わずか、$75。
この値段でも部屋は広く、
スウィートルームの様でした。
Lttle Americaは、Hotel Chainなのですが、
その創始者が、道に迷い何日も彷徨って、
見知らぬ農家に泊めてもらい、命拾いした時、
一宿一飯の恩義を感じ、この時味わった農家の暖かさを
実現しようと始めたのだそうです。
このHotelが素晴らしいと感じたのは、
このHotelのポリシーのせいでしょう、きっと。
でも、レストランのサーブは遅かったですが。。。