東京 / 六義園
Rikugien in Tokyo




六義園(りくぎえん)は川越城主・柳沢吉保が
1702年(元禄15年)に築いた庭園です。

川越の様子はこちらです。

江戸の大名庭園というと、浜離宮や
小石川後楽園の名は知っていましたが、
六義園は最近まで知りませんでした。

2007年10月28日、小石川後楽園に行った
その足で、六義園にも行ってきました。
JR駒込駅から南へ歩いて5分程のところに
六義園はありました。

六義園も回遊式築山泉水の大名庭園です。



大きな池の周りに築山が配置されています。

内庭大門を抜けると、芝生が広がっていました。



初秋の日差しも差込み、
明るくのどかな午後です。

広々とした芝生の先には、
池を望む景色が広がっていました。



雲一つない秋空です。

綺麗に整えられた庭園を、池の水面が
鏡のように映し出していました。

池の周囲を時計まわりに
一周することにしました。

岩を組んだ滝の近くに
佇む滝見の茶屋です。



滝からせせらぎが流れていて、
周囲は深い木々に覆われています。


六義園をほぼ半周した辺りから
眺めた池の様子です。



やがて渡月橋が見えてきました。



二枚の岩が園内の川に架けられています。

"和歌のうら 芦辺の田鶴の鳴き声に
 夜わたる月の かげぞさびしき"


という和歌からその名が付けられたそうです。

そして中の島へと渡る田鶴橋です。



橋の上に影が伸び、既に
秋の夕暮れも近づいているようです。

六義園は87,800平方メートルの広さがあるようです。
園内は綺麗に整備され、素晴らしい庭園でした。

この六義園は、柳沢吉安の死後、
荒れるがままになっていたようですが、
1810年(文化7年)になって整備されたそうです。

六義園の入り口近くには茶屋もあり、
緋毛氈の赤がとても印象的でした。






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