大きな池の周りに築山が配置されています。
内庭大門を抜けると、芝生が広がっていました。
初秋の日差しも差込み、
明るくのどかな午後です。
広々とした芝生の先には、
池を望む景色が広がっていました。
雲一つない秋空です。
綺麗に整えられた庭園を、池の水面が
鏡のように映し出していました。
池の周囲を時計まわりに
一周することにしました。
岩を組んだ滝の近くに
佇む滝見の茶屋です。
滝からせせらぎが流れていて、
周囲は深い木々に覆われています。
六義園をほぼ半周した辺りから
眺めた池の様子です。
やがて渡月橋が見えてきました。
二枚の岩が園内の川に架けられています。
"和歌のうら 芦辺の田鶴の鳴き声に
夜わたる月の かげぞさびしき"
という和歌からその名が付けられたそうです。
そして中の島へと渡る田鶴橋です。
橋の上に影が伸び、既に
秋の夕暮れも近づいているようです。
六義園は87,800平方メートルの広さがあるようです。
園内は綺麗に整備され、素晴らしい庭園でした。
この六義園は、柳沢吉安の死後、
荒れるがままになっていたようですが、
1810年(文化7年)になって整備されたそうです。
六義園の入り口近くには茶屋もあり、
緋毛氈の赤がとても印象的でした。
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