香嵐渓
Kourankei Aichi, Japan






岡崎から信州へ繋がる中馬街道の
宿場町として栄えた足助。
その街並みにほど近くにある香嵐渓は、
愛知県の紅葉の名所として知られています。

毎年11月になると多くの観光客が訪れ、
TVのニュースでは紅葉の訪れを
この香嵐渓から伝えています。


2001年の秋、香嵐渓に行って来ました。

巴川の上流、一の谷からアプローチしました。
街道から巴川への下り口にある神社では、
境内の銀杏が黄色く輝いていました。




一の谷では茅葺の建物の中で鮎料理が食べられます。
簗が仕掛けてあって、そこまで下りて行きました。

この日は小春日和の暖かい一日でしたが、
流れは冷たく、手が痛いほどです。



生憎紅葉の盛りは過ぎていましたが、
所々色づいた楓や銀杏が山を染めています。
巴川に赤い吊り橋が架かっていて、
なかなか絵になる景色です。

吊り橋を渡った所が足助村。
茅葺屋根の建物が何棟か並んでおり、
ここで五平餅や色んな食事が楽しめます。

お腹を満たした後、今度は川を渡った
三州足助屋敷に向かいました。
ここも茅葺屋根の母屋が何棟か建っています。
ここには昔ながらの生活を再現しているのですが、
紅葉シーズンのこの日は観光客で溢れていました。




この三州足助屋敷の裏山には香積寺があります。

香積寺は曹洞宗の名刹で、ここに植えられた楓が
香嵐渓の紅葉の始まりといわれています。

境内に上る途中の参道からの景色です。




巴川を更に下ると待月橋です。
ここも多くの観光客で溢れています。
このあたりが香嵐渓のハイライト。
橋の袂には紅葉が鮮やかな木々に、
傾いた西日が差し込んでいました。





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