クライネシャイディック
Kleine Scheidegg, Switzerland
ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホ(Joungfraujoch)に行き、
クライネシャイディック(Kleine Scheidegg)に戻ってきました。
ユングフラウ鉄道の乗車記は
こちらを参照下さい。
途中Eigergletscherで下車して、
そこからKleine Scheideggまで
ハイキングするのも良かったのですが、
なんとなく麓まで下りてしまったのです。
午前中の天気とは打って変り、
ユングフラウやアイガーの頂きは
雲に隠れててしまっています。
ユングフラウヨッホで冷気にあたり、
冷え切った身体を温めるため、
まずはレストランで食事をしました。
食事の間に雲が晴れないかなと
期待したのですが、残念ながら
願いは通じませんでした。
このクライネ・シャイデック周辺には
のどかなアルプの景色が広がり、
幾つものハイキングコースが整備されています。
東はアイガーの北壁を眺めながら
ハイキングが楽しめます。
北側にはMaennlichenへと繋がる
なだらかなハイキングコースがあり、
西にはWABの線路に沿って、
Wengenまでのハイキングコースがあります。
このうちWengenに向かって、
WAB沿いの道を歩いてみました。
Kleine Scheideggのあたりは
森林限界を超えているのか、
木は見当たらず牧草地が広がるだけです。
ユングフラウ鉄道の赤い列車が
ユングフラウヨッホに向けて
上っていくのを見ながら
ハイキングを始めました。
道の左側は深い谷になっていて、
その向こうにユングフラウへと繋がる
岩の壁が聳えています。
相変わらず中腹から上には
雲が厚く垂れ込めています。
道の脇にベンチが備えてあったので、
この景色をバックにベンチの上で
寝そべっていました。
道の周囲は牧草地になっていて、
所々花が咲き乱れていました。
道は下り坂になっているし、
ユングフラウこそ見えませんが、
周りの景色は綺麗だし、
楽しいハイキングです。
歩くうちに高度が下がったのか、
次第に針葉樹が生い茂るように
なりました。
小さな池のほとりで休憩したり、
のんびりノンビリ歩くうちに
ユングフラウの山塊が途切れ、
深い谷の向こうにテラス状の
地形が広がってきました。
Wengenの街です。
そしてWengernalpの駅が近づいてきました。
Kleine Scheideggから一駅間。
距離にして約2km、2時間半程の
楽しいハイキングでした。
ここからWengenまでハイキング・
コースは続いているのですが、
丁度列車の発車時間も近づいていたので、
ここから列車でWengenに戻りました。
Eigernordwand
3801 Kl. Scheidegg, Switzerland
Kleine Scheideggの駅から、
少し離れたところのレストラン。
その名の通りアイガー北壁が
望めるレストランです。
普通のレストランとセルフサービスと
2通りの席があるのですが、
何故かセルフサービスの席からの方が
アイガーの北壁が良く見える位置にあります。