ユングフラウヨッホ
Jungfaujoch, Switzerland






ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホ駅(Joungfraujoch)に到着しました。

ユングフラウ鉄道の乗車記は こちらを参照下さい。


ユングフラウヨッホは標高3454mの高地です。
ユングフラウとメンヒの二つの山の間の
鞍の様な場所です。
列車で行ける場所としては、
もちろんヨーロッパでは
最も標高の高いところです

このユングフラウヨッホには
スフィンクスとプラトーという展望台、
それにアイスパレスという氷河のトンネル、
スキーや犬ゾりが体験できる
ゲレンデも揃っています。


ユングフラウ・ヨッホでは
まずスフィンクス展望台に
行こうと思っていました。

列車を降り進行方向の反対側に
歩き出したのですが、
何故か係員が列車の進行方向に
進むように合図しています。
それで予定を変更して、
プラトー展望台に向かいました。

駅はトンネルの中にあるので、
展望台やレストランに向かう道が
迷路の様になっています。

エレベーターで上にあがり
ウロウロしているうちに、
アイスパレスに迷い込んだ様です。



ここは氷河の中に掘ったトンネルの通路で、
所々広場が作ってあり、氷の彫刻が飾ってあります。

床も氷を掘ったままになっているので、
手すりを掴んで恐る恐る歩いていました。


このアイスパレスの出口の近くに
プラトー展望台への入り口がありました。
ここは建物の外に出て雪原の上を歩き、
素晴らしい景色が見渡せることろです。

ところが建物の出口に外に出られません。
昨日積もった雪の除雪作業をしていました。



除雪作業を待つ間に次第に
ガスがかかってきました。

しばらくして、少しだけ建物の外に
出られるようになったのですが、
ガスで視界がきかなくなってきました。

この写真はアレッチ氷河の方面を見たところです。



谷間を雪が覆い尽くしています。
この雪の塊が流れ出た先がアレッチ氷河。
ヨーロッパ最大の氷河と呼ばれ、
全長は20km以上にもなります。

このアレッチ氷河は3日後対岸の
エッギスホルンの展望台から眺めました。

その様子は こちらです。


その後、除雪が終了したのか、
プラトー展望台に行く事が出来ました。

この時にはガスがかかっていて
あたりは乳白色の世界です。
立ち入り禁止区域を示すロープを頼りに
雪原の上を歩きました。

時折ガスが薄くなった時に
ユングフラウがかすかに
姿を表わしました。



こんな天気だったのですが、
登山をしている人がいて、
隊列を組んで歩いている人が
ガスの中から幻のように現れました。


このあと、迷路の様なトンネルを抜け、
犬ゾリやスキーが出来るゲレンデにも
行ったのですが、同じように
ガスで、何も見えないので
諦めてKleine Scheideggに戻りました。

実はJungfraujochにいる間、
頭が少し痛くなったのですが、
Kleine Scheideggに戻ったら
頭痛がおさまりました。
軽い高山病に罹っていた様です。

Kleine Scheideggの旅日記は こちらです。




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