バース
Bath, England
バースは古代ローマ人が開いた街。
18世紀に最も栄え、街中にテラスハウスが造られ、
お洒落なリゾートとして当時の貴族の
人気を集めた街だそうです。
街にはパリを思わせるような感じの建物が多く、
蛇行するAvon川に沿ったこの街は、
世界遺産に指定されているそうです。
蜂蜜色の建物が点在するコッツウォルズをドライブし、
もう日も暮れかかる頃、バースの街に入りました。
コッツウォルズの様子は
こちらです。
のどかな田園風景が広がるコッツウォルズの景色と比べると
建物が立ち並び車が道に溢れるバースは大都会の様です。
ホテルにチェックインして、夜の帳が
降り始めたバースの街を散策してみました。
ホテルからAvon川を渡って、街の中心部に向かいます。
これはAvon川に架かるPulteney橋
橋の両側にお店が並んでいるので、
いつ川を渡ったのか気がつきません。
既に暗くなりかけ、明かりがぼんやりと
石造りの橋を照らしていました。
このPulteney橋を渡ると、もうBathの中心街です。
一方通行の狭い路地が入り組み、車と人で溢れ、
活気のある街です。
これは、洒落たバースの街の様子。
見知らぬ街に来て、こういう景色に接すると
心躍るような感じになります。
翌朝改めて、バースの街を散策してみました。
再びPulteney橋を渡りバースの街に向かいました。
これはバース寺院(Bath Abbey)です。
7世紀に修道院として建造が始まり、
17世紀に今の姿として完成したという
歴史ある教会です。
礼拝堂の天井の造形が見所とのことですが、
訪れた日曜日の午前中は礼拝が出来ないので
見逃してしまいました。
そしてこのバース寺院のすぐ目の前にあるのが、
ローマ浴場博物館です。
大きな浴場跡が博物館として公開されています。
入り口を入るとすぐにローマ式浴場跡です。
今でも浴場跡には温泉が満ちていて、
浴場の周りの装飾等、2000年前の
当時の様子が伝わってきます。
しかし、当時はこの浴場の上に大きな
ドーム状の屋根があったそうですし、
当時のローマ人にとって温泉は神聖なもので
浴場に隣接して大きな神殿も建てられていたそうです。
浴場に隣接して聖なる泉と呼ばれる小さな浴場もあり
そこから今も大量の温泉が流れ出ています。
この博物館はその他にもサウナや床暖房等、
当時の浴場の様子を詳しく伝えていて
とても面白かったです。
ローマ浴場博物館を見学してバースの街を
一望に出来る公園に行ってきました。
バースの街の南の高台にあるアレキサンドリア公園です。
車でAvon川を渡り、バースの街を取り囲んでいる丘を登り、
住宅街を抜けると、アレキサンドリア公園に着きました。
静かな公園を抜けると目の前にバースの街が現れました。
Avon川の狭い谷に広がるバースの街。
パリを思わせる建物が広がり、
息を呑むような光景でした。
The County Hotel
18 - 19 Pulteney Road, Bath
BA2 4EZ, England
Tel: (+44) 1225 425003
County HotelはBathの街中の東側、
中心部まで歩いて10分ほどのところにあります。
駅からも近く、またA-36に面しているので、
車でも便利なホテルです。