コブレンツ
Koblenz, Germany
コブレンツ(Koblenz)は父なるライン川と
母なるモーゼル川が、合流する地点に栄えた街です。
フランクフルトからケルン方面に向かうICに乗り、
ライン川沿いに一時間程走ると、コブレンツです。
(ライン川沿いの列車の旅は
こちらです)
駅を出て、駅前の道を東に向かうと、
500m程でライン川のほとりに出ます。
対岸に立派な城塞が見えます。
列車でコブレンツに着く直前、
車窓右手に見えていたお城で、
エーレンブライトシュタイン要塞です。
丘の上からKoblenzの街を見下ろしています。
今ではユースホステルになっているそうです。
ライン川沿いには遊歩道が整備されていて、
晴れた日には気持ちのいい散歩です。
ライン川の流れに沿って歩いていくと、
立派な宮殿が現れました。
この宮殿は、確か選帝候の城と思います。
宮殿の周囲は綺麗な花で飾られていました。
この遊歩道をさらに歩いていくと、
大きな川の合流点に差し掛かります。
ここがライン川とモーゼル川の合流点、
ドイチェス・エックです。
合流地点が綺麗な三角形をしていますが、
ここは昔の城壁を崩して埋め立てたそうです。
三角形の根元には立派な騎馬像が建っています。
この像はヴィルヘルム皇帝の騎馬像で、
台座のところには上る事が出来て、
ドイチェス・エックの様子がよく見えます。
コブレンツ一の見所だけあって多くの観光客がいます。
観光客相手にオルゴールを鳴らす芸人も出ていましたが、
何故かドイツのオルゴール弾きは、
猿のぬいぐるみを持っているのです。