この揖斐線・谷汲線には1994年6月17日に乗車しました。
平日有休をとっての汽車旅です。

名鉄・岐阜市内線は揖斐線・谷汲線へのプロムナードです。

名鉄岐阜市内線は、名鉄のライバル
JR東海道線岐阜駅前から岐阜市内を北上し、
長良川を渡った忠節までの3.7kmの路線です。
全線道路との併用軌道で、路面電車と同じです。

岐阜市内一の繁華街を行くのですが、
道路上の軌道に車が入り込み、
交差点ごとに右折車に行く手を遮られます。

時折停留場に停まるのですが、
道路上には安全地帯もなく、
乗客は車の行き交う道路上を横断して、
乗り降りするありさまです。


長良川を渡り、左に90°カーブを切り、
道路と別れを告げると、忠節です。

交差点毎に停まっていたので、
岐阜からのわずか4km弱の区間に
20分以上もかかってしまいました。

忠節駅は、れっきとした鉄道の駅で、
岐阜市内線とは趣きが全くことなります。


忠節からは本揖斐や谷汲に向かう
揖斐・谷汲線の路線が繋がっています。