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"えちぜん鉄道"は、福井県下に勝山永平寺線、
三国芦原線という二つの路線を持つ第三セクター鉄道です。
勝山永平寺線は1914年2月に京都電燈により、新福井 - 市荒川
(現:越前竹原)間の開業に始まり、その年の3月には勝山まで、
1918年には京福大野まで路線延長がなされています。
一方、三国芦原線は、1928年に福井口 - 芦原間が開業しています。
翌年に三国町(現:三国)、1932年に東尋坊口まで路線延長されています。
その後、1944年に電車三国(現:三国) - 東尋坊口間が休止になる一方、
廃止となった国鉄三国線の線路を使い、三国 - 三国港間が開業しています。
この間、1942年には京福電気電鉄が経営を引き継ぎ、
戦後は長く京福電気鉄道の路線として存続していました。
しかし、2000年と2001年に列車衝突事故を繰り返し、全線の運行が
休止され、京福電気鉄道は廃止届を国に届け出る状況となりました。
これに対し、2002年に第三セクターの"えちぜん鉄道"が設立され、
京福電気鉄道の2路線を引き継ぎ、2003年から営業をしています。
この間、1925年に開業した永平寺線は2002年2月1日付けで
廃線になってしまいました。
現在の総営業キロは、53.0kmです。
当初は利用客の低迷や経営状態が懸念されましたが、
利用客は増加傾向にあり、2016年3月27日からは田原駅で
接続する福井鉄道との間で相互乗り入れも果たしています。
この"えちぜん鉄道"の乗車記を紹介ます。
勝山永平寺線
Katsuyama Eiheiji Line |
えちぜん鉄道は第三セクターの鉄道ですが、私鉄の京福電気鉄道を
母体としているため、民鉄のページで紹介しています。
他の第三セクターの路線は、こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Train/Japan/Japan_3rd_Sector.html
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