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Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない



千葉都市モノレール
Chiba Urban Monorail







千葉都市モノレールは、千葉市内を走る懸垂式のモノレールです。
路線は、千葉みなとから千葉を通り、県庁前に向かう1号線と、
千葉から北上し、都賀を経由し千城台に至る2号線の
二つの路線があります。

総営業キロは15.2kmで、懸垂式としては
世界最長の営業キロを誇るそうです。




1988年(昭和63年)にスポーツセンター - 千城台間が開業し、
その後、千葉 - スポーツセンター間が1991年(平成3年)に、
千葉 - 千葉みなと間が1995年(平成7年)に開業しています。

1999年(平成11年)に千葉 - 県庁前が
開業し、今に至っています。


モノレールは、輸送量の割に建設費が嵩みます。
千葉都市モノレールもその為に赤字が膨らみ、
軌道設備の一部を千葉市に譲渡し、減価償却費を
大幅に削減し、経営の健全化を図っているようです。



1号線(千葉みなと - 県庁前)
#1 Line (Chiba Minato - Kencho Mae)
May 30 '14


2号線(千葉 - 千城台)
#2 Line (Chiba - Chishiro Dai)
NEW ! June 04 '14




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1号線 (千葉みなと - 県庁前)
#1 Line (Chiba Minato - Kencho Mae)







千葉都市モノレール1号線は、千葉みなとから
県庁前に至る営業キロ3.2kmの路線です。

過去、この1号線には2度乗車しています。
いずれも千葉から県庁前まで乗車し、その後、
県庁前から折り返し、千葉みなとに向かっています。

千葉モノレール1号線の乗車記は乗り通した県庁前から
千葉みなとに向かって紹介しようと思います。


県庁前駅はその名の通り、
千葉県庁のすぐ目の前にあります。



千葉モノレールは、千葉市南部を南北に走る
JR外房線の東側の目抜き通りの上を走っています。

2009年11月、千葉県庁からほど近い亥鼻城を
訪れた後、この県庁前駅に向かいました。

亥鼻城 (千葉城) の登城記は
こちらです。



未来都市の様な県庁前駅の様子です。
ホームに向かう途中、亥鼻城の
模擬天守も見えました。



県庁前に停車中の列車です。
2両編成のモノレールです。



懸垂式なので、屋根の上に車両を支える
太いレール部が見えています。


県庁前を発車した直後の様子です。



片側2車線の道路の上にモノレールの
立派な軌道が伸びています。

懸垂式の為、車両の下には何も構造物がなく
ロープウェーに乗っているような感じもします。

県庁前から0.7kmで葭川公園に到着しました。



駅は高々架の構造で、ホーム部には乗客の
転落防止の為、車両の下に床が設けられています。

モノレールは、乗ってみると展望も開け楽しいのですが
こうした構造故、気楽に乗れる乗り物ではなく、
建設費も高騰してしまいます。

県庁前から千葉の区間は、
千葉市の都心を走っているにも関わらず、
乗客数は少なく、今は一時間に4本の運行です。

乗客数が少ないのはホームまでの階段の
上り下りが多いのも一因という気がします。


葭川公園を発車すると、千葉駅へと向かう
目抜き通りをオーバークロスしました。



この先で、栄町に止まります。
栄町を発車すると、左に大きく曲がり
2号線と合流し、千葉駅に向かいます。



上の写真は、下り列車からの眺めです。
JR総務本線の線路を見下ろす様に走ります。

千葉駅に向かう途中、合流した2号線の
列車の後を追う様に走りました。



こうして県庁前から約5分で千葉に到着しました。

千葉都市モノレールのホームは
JR外房線のホームの真上にあります。



モノレールのホームからの眺めです。


千葉駅から千葉都市モノレールの旅を続けました。



千葉から乗車した列車はマスコットキャラクターの
「モノ」ちゃんのイラストが描かれていました。

千葉を発車すると百貨店の脇を抜けていきます。



百貨店の脇の人工地盤の上を走る様子は、
大都市の光景そのものです。

千葉から南西に向かい、
再び広い通りの上を走ります。



千葉の次の停車駅は市役所前です。
発車して車窓から眺める千葉市役所です。



この先で、JR京葉線の線路に突き当り、
進行方向を右に90度向きを変えました。

JR京葉線と並行して走ると、
すぐに千葉みなと駅です。



JR京葉線と千葉都市モノレールとの接続駅になっています。
JR千葉みなとは、普通列車しか停まらない駅でしたが
2000年から快速電車も停車するようになり、
乗降客が増えています。

その影響か、千葉都市モノレールの
乗降客数も増えているようです。


千葉みなとに到着したモノレールです。



千葉から千葉みなとの間は、2号線も全列車が乗り入れ、
日中も一時間に10分の列車が走っています。

千葉みなとの先は線路がぷっつりと途切れていました。



県庁前から僅か3.2km、乗車時間は僅か10分でした。


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2号線 (千葉 - 千城台)
#2 Line (Chiba - Chishirodai)







千葉都市モノレール2号線は、千葉から北上し、
スポーツセンターで東に向きを変え、
千城台に至る営業キロ12.0kmの路線です。

現在は、すべての列車が千葉から1号線に
乗り入れ、千葉みなとまで走っています。



2005年4月に、この2号線に乗車しています。
その時の様子を紹介します。


千葉を発車すると、2号線はすぐに1号線を跨ぎ、
更には北側を走るJR総務本線をオーバークロスします。



このすぐ先で、2号線は千葉公園の脇を走りました。



この千葉公園は桜の名所として知られているようですが、
この時はGWも近く、鯉幟が沢山揚げられていました。

この先は千葉市郊外の新興住宅地を走っていきます。



緩やかな丘陵地に広がる住宅地を眺めるうちに
スポーツセンターに到着しました。

ここからは野球場の脇をかすめ、
進行方向を東に変えて走ります。



観覧車も見えてくると動物公園駅です。
公園内の乗り物を間近に見ながら走ります。




この先で再び住宅地が広がり、モノレールは
やがて左にほぼ90度のカーブを切ります。



進行左手にこれから走る軌道が見えています。
急カーブを曲るとJR総務本線と並走し、
都賀駅に到着しました。

以前は都賀駅は周囲に人家もない信号場で
蒸気機関車の牽く列車が行き違いをしていた
そうですが、その面影は全くありません。



都賀からも住宅地が広がり、
終点の千城台に到着しました。



高架の千城台駅から地上に下り、
千葉都市モノレールの軌道を見上げた様子です。


2号線は、乗車してから9年も経っているので
また今度乗ってみたいと思います。



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