Home
Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない



おおさか東線
(放出 - 久宝寺)
JR Osaka Higashi Line
(Hanaten - Kyuhoji)



乗車日:Mar. 23, 2008





JRおおさか東線は、大阪東部を南北に貫く
城東貨物線の一部を旅客化された路線で、
2008年3月15日に放出 - 久宝寺間の
9.2kmが開業しました。

城東貨物線は、JR東海道本線の吹田から
JR片町線の鴫野を通り、放出から南下し
JR関西本線の久宝寺駅に繋がっている
単線・非電化の路線でした。

1939年(昭和62年)に城東貨物線が開通して以来、
地元住民によって旅客列車の運行が要望されていました。

今回のおおさか東線の開業は70年ぶりに
その願いが叶った形で、放出 - 久宝寺間を
高架化し、複線電化して開業しています。





開業後は放出 - 久宝寺間の普通電車に加え、
奈良と尼崎とを結ぶ直通快速が
関西本線、おおさか東線、東西線を結んで
朝夕には4往復、運行されています。


このおおさか東線に、開業一週間後の
2008年3月23日に乗車しました。

京都市交通局地下鉄東西線の
二条 - 太秦天神川間2.4kmを乗り終え、
奈良線経由でJR奈良駅に向かいました。

奈良駅から快速電車に乗り、
久宝寺で下車しました。

3番線に到着した快速電車が発車すると、
その後に放出行きの電車が入線してきました。



関西本線で運行されている黄緑色の103系電車です。
隣の4番線からは関西本線のJR難波駅の電車が
発着しているので、乗り間違えてしまいそうです。

12:11の電車に間に合いましたが、
電車を待つ人が多かったので一本見送り
12:22発の電車に乗ることにしました。
開業から間もないこともあって、鉄道ファンの姿や、
放出行きの電車にカメラを向ける人の姿も見かけます。

おおさか東線は日中は一時間に
4本の電車が運行されていていますが、
この久宝寺駅で、関西本線の快速電車と
同じホームを使っている為に、
きっちり15分間隔の運行にはなっていません。


12:22、定刻に久宝寺駅を発車です。
一本見送ったので、運転席の
すぐ後ろに立つことが出来ました。



発車と同時に上り線の快速電車が入線してきました。

しばらく関西本線とおおさか東線が複々線のように並走し、
やがて真ん中の二つの線路が高架へと
続く勾配を上るようになります。



高架となり、右にカーブしたあたりで
早速、最初の停車駅、新加美に到着です。



このあたりは、マンションや住宅が広がる
大阪近郊の景色です。



久宝寺から天王寺へは快速電車で僅か7分。
多くの人が大阪市内へ通勤しているのでしょう。

新加美を発車し、右に大きくカーブすると
左手から寄り添う高架線が見えてきました。



これは、平野へ向かう城東貨物線です。
おおさか東線の南端が東西二つに分かれ、
久宝寺に向かう旅客線とは反対方向の
関西本線の百済貨物駅に入線出来るようになっています。

平野からの貨物線と合流し、
直線の高架線を北に向かうとJR長瀬です。



丁度、DD51ディーゼル機関車が牽引する
貨物列車が下り線を走ってきました。

2009年判のJR貨物時刻表によると、
このおおさか東線には百済貨物駅行き7本、
百済貨物駅から吹田方面に6本の
貨物列車が設定されています。

JR長瀬駅を過ぎ高架路線をほぼ真っ直ぐに北上すると
左手から、近鉄大阪線の高架路線が近づいて来ました。



この近鉄大阪線との交差部に設けられたのが
JR俊徳道駅で、近鉄にも俊徳道があり、
比較的容易に乗換えが出来るようになっています。

そして、JR俊徳道から僅か600mで
今度は近鉄奈良線との接続駅、
JR河内永和駅に到着です。



2009年に阪神電鉄が、西九条までの西大阪線を
大阪難波まで延長し、近鉄と相互乗り入れを始め、
奈良と神戸を結ぶ快速急行が走っています。

JRも、このおおさか東線を活用して、
奈良と神戸を結ぶ快速を増発出来る筈ですが、
開業から一年以上経ってもその様子はないようです。


JR河内永和駅を過ぎ、再び
直線の高架線を北に向かいます。



車窓左手遠くには、工場や住宅の
向こうに生駒山地が見えていました。



おおさか東線内の最後の駅、
高井田中央駅の様子です。



高井田中央を出て、左に曲がると、
JR片町線と合流し、放出の駅へと進入します。



片町線の下り線が、おおさか東線を
オーバークロスしていました。

おおさか東線の普通電車は、
放出駅の3番線に到着しました。



これで、放出 - 久宝寺間9.2kmの
乗りつぶしを終えました。


将来は、おおさか東線は、この放出から
さらに新大阪駅経由で、北梅田までの
伸延が計画されています。

放出から一駅京橋寄りの鴫野まで片町線と並走し、
鴫野から城東貨物線を旅客化する計画ですが、
単線の貨物線を複線化する敷地が
不法占拠されていて工事が捗っていないそうです。


そんなおおさか東線の延長区間ですが、
片町線の電車に乗り換えて、観察してみました。

再び、電車の先頭部、運転席の
右側後ろに立って前方を観察します。



放出駅の西側で複々線だった路線は
複線になってしまいます。
おおさか東線の延長開業の際には
鴫野までの区間は複々線になると思うのですが、
複線分の空き地はなく、どうするのか興味があります。

カーブしたところにある鴫野駅。



この鴫野駅は、2006年12月24日に開業した
大阪市交通局の地下鉄・今里筋線との接続駅です。

今里筋線の乗車記はこちらです。

この鴫野駅も、駅構内を拡幅する
余地はないように思えました。

鴫野駅の西側にある片町線と
城東貨物線との分岐部です。



おおさか東線の延長開業は
2018年度末までと計画されているそうです。

単線の線路がカーブしている
この路線を早く乗ってみたいものです。



JR編に戻る


Home
Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない