スネガ
Sunnegga, Switzerland
スネガ(Sunnegga)は、Zermattからケーブルカーで
3分程で行ける標高2288mの展望台です。
マッターホルンがとても良く見える展望台です。
Zermattのホテルに着き荷物を下ろし、
早速、Sunneggaへ行ってみました。
Zermattを流れるMatter Vispa川に沿って歩くと
Sunnegga行きのケーブルカーの駅がありました。
地下のケーブルカー乗り場は、なかり涼しく、
思わず身が引き締まる思いです。
ケーブルカーの運行は15分おき。
14:30のケーブルカーに乗り込みました。
Sunneggaまではあっという間です。
Sunneggaでケーブルカーを下り、地上に出ると
目の前にマッターホルンの絶景が広がっていました。
でも更にゴンドラが続いていたので、
Blauherd(2571m)まで行って見ました。
これがBlauherdからのマッターホルンです。
深い谷の向うに雄大に聳えるマッターホルン。
標高4478m。アルプスの中ではこれよりも
高い山が幾つもあるのですが、
"山高きが故に尊からず"
この山の姿は、世界中の人々を
惹き付けています。
空は綺麗に晴れ上がっているのですが、
気流の関係かマッターホルンの山頂に
雲がかかってしまっています。
左手雪原の先にに続く山並みは
クライネ・マッターホルンとBreithornです。
そしてマッターホルンの右手も
雪を抱いた山並みが続いています。
Sunneggaでは良く見えなかったWeisshornの
均整のとれた白い山頂もよく見えてきました。
写真一番右の三角形の山がWeisshornです。
生憎このWeisshornにも雲がかかっていますが、
三角錐の山頂を持つ標高4505mの山です。
その左手、雪のない山がMetterlhorn。
その奥の尖ったピークがZinalrothorn(4221m)。
左がOber Gabelhorn(4063m)と思います。
爽やかな風が心地よく吹き、この景色の中
時の経つのも忘れてしまいそうです。
Blauherdの景色は素晴らしいものでしたが、
レストランは営業を休止している様子で、
Sunneggaに戻って遅い昼を摂る事にしました。
Sunneggaのレストランのテラス席からは
マッターホルンが正面に見えます。
暖かな日差しを浴び、ビールを飲みながら
マッターホルンの姿をのんびりみるのは、
なんとも贅沢なひと時です。
のんびりビールを飲んでいる間に
マッターホルンの山頂にかかっていた
雲が少しずつ小さくなりはじめました。
ゆっくり時間をかけて雲が消えていきます。
そしてついに、ほぼ雲の無いマッターホルンの
勇姿を見ることが出来ました。
のんびりSunneggaでビールを飲んだ後、
すぐ下にあるライゼーに行ってみました。
ライゼーはちょっとした窪地の小さな池ですが、
逆さマッターホルンが映る事で知られています。
この日は風がなびいていて、
湖面に少し揺らいでいたのですが、
次第に鏡の様に静まってきました。
綺麗な逆さマッターホルンです。
あたりは少し黄昏てきて、
静まり返っていました。
このライゼーから麓のZermattまでの
ハイキングコースもあるのですが、
午後も遅い時間になってきたので、
ケーブルカーでZermattに戻りました。
Restaurant Sunnegga
Tel: (+41) 27-967 30 46
Tel: (+41) 27-967 29 06
Sunnegaのケーブルカーの駅にあるレストラン。
ここからのマッターホルンの眺めは素晴らしく、
夏テラス席に座り、のんびりビールを飲みながら
マッターホルンを眺めていると言うのは、
至福のひとときです。