ヴュルツブルグ
Wuerzburg, Germany






ロマンチック街道の起点の街
ヴュルツブルグ。
フランクフルトからICEで
ニュールンベルグ方面に向かい、
約1時間で到着です。

紀元前1000年の昔からケルト人が
この地に城壁を築いていたと言われ、
中世の時代には、街の統治権を得た司教が
マイン川のほとりのマリエンベルグ要塞に
その居を構え、栄華を誇っていた街です。


まずは駅前から路面電車で
マルクト広場を目指します。



土曜日、マルクト広場にはお店が出ていて、
多くの人で賑わっていました。

マルクト広場から、レジデンツに向かいました。
マリエンベルグ要塞に陣取っていた司教が、
街中に居を構えた時の宮殿だった建物で、
世界文化遺産に指定されているそうです。



中心街のすぐ脇の煌びやかな建物がレジデンツ。
広大な庭園も立派で、往時の司教の
権力の大きさが偲ばれます。

レジデンツの内部はいくつもの豪華な部屋が続き、
天井画も、とても素晴らしいものでした。



レジデンツの庭園を抜け、街中を
歩いていると、通りの向こうに、
マリエンベルグ要塞が見えてきました。



街中の至る所から望むことが出来る
マリエンベルグ要塞はヴュルツブルグの
象徴の様な建物です。


マイン川のほとりに出てみました。



葡萄畑で覆われた丘の上に
建つマリエンブルグ要塞。
青空をバックにして、威風堂々としています。


マイン川に架かるAlt Main Brueckを渡り、
マリエンブルグ要塞に向かいます。


橋の上からヴュルツブルグの中心街を
振り返ってみた景色です。



二つの尖塔を持つ大聖堂が見えています。
その昔から、多くの人がこの景色を見ながら、
この橋を行き来していたことでしょう。

この景色を見ながら、ふとそんな事が
頭をよぎりました。


橋を渡ると、いよいよマリエンブルグ要塞です。

要塞の広い敷地の中、急坂を登って行きます。
坂の途中、ヴュルツブルグの街を見下ろす
砦の跡地のようなところで一休みです。



Alt Main橋から真っ直ぐ
旧市街に向かって伸びる道。
その道の先に幾つもの
尖塔が聳えています。

赤茶けた古い屋根の色が続き、
とても絵になる景色です。


急な坂道で息があがる頃、
マリエンブルグ要塞に着きました。



城壁の中に幾つもの建物が建っています。
建物の一部は美術館になっている様です。

そして、これは要塞からの眺め。



逆行の向こうからMain川がゆったりと流れ、
手前の葡萄畑と、赤い街の景色。
のどかに時が流れていました。



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