ローテンブルグ
Rothenburg o. d. Tauber, Germany




人気の高いロマンチック街道の中でも、
最も人気の高いのがここ、ローテンブルグ。
僕もこの1年半で5回も行きました。




城壁に囲まれた旧市街地に足を踏み入れると、
中世絵巻そのものの世界が広がります。



パンフレットを読むと、
ローテンブルグの歴史は古く、
紀元前500年頃に遡るそうです。
15世紀初めまでに都市国家として重きをなし、
最盛期には人口2万人の大都市だったそうです。

ローテンブルグの中心は市庁舎の塔。




僕は高所恐怖症のなのですが、
高い所となると上りたがります。
でも、ここの塔に上がるのは勇気が要ります。
高さは然程でもないのですが、
細い鉄の柵があるだけで、
足元から下が見通せるので、非常に怖いです。

ローテンブルグでは天気に恵まれず、
不思議と雨模様となるので、
足元が滑りやすくなっていて、
それも恐怖感を増しています。

塔の上からは、赤い屋根の建物が連なっています。
最初にローテンブルグに来たとき、
中世の時代から、よくもこれだけの古い街並みを
残して来たものだと感心していたのですが、
実は第二次大戦で街の40%が破壊され、
戦後復興した街というのを知った時、
心底驚き、それを成し遂げた、
ドイツ人に感銘しました。




ローテンブルグでは、プレーンラインが有名です。
マルクト広場から南へ下ったところにあります。
マルクト広場からの道が二手に分かれた所の、
細い三角形状の敷地に傾きかけた古い家が建っています。
この家の景観が、ドイツで最も美しい
街の景観と言われているそうです。




ローテンブルグでは城壁に沿って街を一周しましょう。
一周約二時間のいい散歩です。

古い壁に、渡り廊下のような通路が繋がっています。
壁に所々穴が開いているのは、その昔の銃口の後でしょうか。

所々、城壁の一部を壁に使っている家が見受けられます。

城壁には、色んな人や企業の名前を書いた
ブロックが嵌め込まれています。
ローテンブルグの復興に寄付をした人の名前でしょうか。
見ると日本人の名前が実に多いです。

これはローテンブルグで最も堅牢な門といわれる
シュピタール門の脇で撮った写真です。
丁度紅葉が綺麗でした。




ローテンブルグでは中世犯罪博物館がお勧めです。
拷問の道具とかあってグロテスクですが、
うそつきや、言い争いを止めない人用の見せしめのお面や、
下手な音楽家の為のバイオリンの形をした
手かせがあたりして、どことなくユーモラスです。

でも、人の告げ口でこういった刑罰を受けた人が、
沢山いたことと思うし、ましてや中世の時代、
魔女狩りとかが行われていたことを思うと、
窮屈な暮らし難い時代だったように感じます。


Hotel Information

Prinz Hotel
Ander Hofstatt 3,
D-91541 Rothenburg o.d. Tauber, Germany
Tel: (+49) 7931- 9750
Fax: (+49) 7931- 97575

旧市街の東より、城壁のすぐ近くのHotelです。

ローテンブルグの駅から旧市街に入ると
Hotelにすぐ着けるので、
列車で来る人には便利です。
Hotelの前に駐車スペースもあるので、
車の人も便利です。

ローテンブルグの街の様子にマッチした、
アンティークな感じのHotelです。


Restaurant Information

Reichs Kuechenmeister
Kirchplatz 8,
D-91541 Rothenburg o.d. Tauber, Germany
Tel: (+49) 7931- 9700
Fax: (+49) 7931- 86965

ここもHotelなのですが、
ここには泊まったことはありません。
でも、ここのレストランはローテンブルグのなかで、
雰囲気・料理とも一番良かった様に思います。

場所は、マルクト広場から一本北に行ったところです。



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