ニーンブルグ(Nienburg)はドイツ北部の小さな町です。
HanoberからBremenに向かう途中にあります。

2003年９月の終わり、出張の折に
この町に泊まる事になりました。
珍しく打ち合わせが早く終わり、ホテルに
チェックインしてから町歩きをしました。

Weser川の辺にあるホテルを出て
しばらく歩くとニーンブルグの街中に出ました。

北ドイツ特有のレンガ造りの建物に混じって、
白壁に木組みの建物も見られました。
ドイツ南部では良く見られる建物です。


ここから町一番の繁華街が続いています。
夕方ということもあって街中は賑わっていました。

広い通りに街路樹が並んでいます。
車の通行が制限されているので、
ゆったりと町歩きが楽しめます。

やがて由緒ありそうな市庁舎が現われました。
その奥の赤レンガの建物はSt.Martins教会です。

いつもながら、こういった建物を見ていると
いつの時代にいるのか、錯覚してしまいます。

この日は初秋の爽やかな風が吹いていました。
青空に秋の雲が流れ、赤レンガの
建物にくっきりと映えていました。

夕方のひと時、街角でビールを飲んでいるうちに
たそがれの時が近づいてきました。

Weser川のほとりに出て夕陽が沈むのを待ちました。
気温も下がり肌寒くなってきました。
ポプラ並木の向こう、広々とした平原に
夕陽がゆっくりと沈んでいきます。