ハイデルベルグ
Heidelberg, Germany



ネッカー川のほとり、赤レンガの建物と、
ハイデルベルグ城の取り合わせが綺麗な街です。

ハイデルベルグの旧市街地は、
DB(ドイツ鉄道)の駅からは少し離れています。

初めてハイデルベルグに来た時、
路面電車で旧市街の入り口
ビスマルク広場まで行こうと、
電車を待っていたのです。
その日は日曜日の午前。

しばらく待っていたのですが、
ビスマルク広場行きはなかなか来ません。
よくよく時刻表を見てみたら、
なんと日曜日は午前中一杯
電車が走っていなかったのです。
結局買った切符をふいにして、
タクシーで旧市街地の中心
コンマルクト広場に向かったのでした。
未だドイツに来て間もない頃でした。



コンマルクト広場から見るハイデルベルグ城


ハイデルベルグ旧市街地はマルクト広場を中心に広がっています。
広場の中の精霊教会が観光の中心です。
大勢の観光客がいます。
そして、ハイデルベルグはローテンブルグと並んで
日本人の姿を良く見かけます。


コルンマルクト広場から坂道を登ると
ハイデルベルグ城です。



ハイデルベルグの街を見下ろす様に建っている古城です。
実際、お城のバルコニーから望むハイデルベルグの街並みは
飽きることがありません。



マルクト広場の精霊教会の尖塔と、
その向こうに流れるネッカー川と
それに架かるカール・テオドール橋。
それに旧市街地を埋め尽くす赤い屋根の家々。

お城の一部は壊れていて独特の雰囲気があります。
ハイデルベルグには、3回も行った事があるのですが、
お城の中に入ったことはありません。

でも建物の左手はお金を払わなくても中に入れます。
ここには大きなワインの樽があります。

ハイデルベルグの街とお城は
ケーブルカーでも結ばれています。




マルクト広場に戻り、ネッカー川の方に向かって歩いて行くと、
先ほどお城から見たカール・テオドール橋を渡ります。
橋のたもとに円柱形の塔を持つ門が建っています。

ネッカー川は満々と水を湛え、悠々と流れています。
ライン川から貨物船がたくさん上ってきます。

ネッカー川を渡り、交差点を渡った左手に
山の斜面に分け入る小道があります。

これがシュランゲン小道で、この小道を登って行くと
哲学の道に出ます。

でもこのシュランゲン小道の細くて急なこと。
石畳の道なので、歩き難いです。
しかも道の両脇は石の塀になっていて展望も利きません。
どのくらいこの坂道が続くか不安になってきます。

いくつもの折り返しを過ぎ、
やがて平坦な道に出ます。
これが哲学の道です。

昔、多くの詩人や哲学者が思索に耽ったという道。
天気が良ければ、ネッカー川と
ハイデルベルグの街の向うに
ハイデルベルグ城が見えます。
思わず胸が洗われるような眺めです。

木々が途絶え丁度景色が見渡せるところに
ベンチが置いてあるので、
のんびりもの思いに耽ることが出来るでしょう。




Restaurant Information


どことはっきり覚えていませんが、
マルクト広場の周りにたくさんレストランがあって、
夏にはテラスでのんびり食事が出来ます。

こういう風景が僕は好きです。



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