バンベルグ
Bamberg, Germany






バンベルグ(Bamberg)はNuerunbergの北60km程の所の街。

Main川の支流Regnitz川のほとりに、
古い漁師の家が並んでいて、
小ヴェニスと呼ばれる街です。

街の中心の観光案内所にある駐車場に車を停め、
バンベルグの街を歩き出しました。
Frankfurtから車で2時間半程のドライブ。
列車ならNuernbergで乗り換えです。


観光案内所から旧市街に向い、
Regnitz川を渡ります。

この橋からは川の中州に建つ旧市庁舎が望めます。
木組み作りの建物とフレスコ画で飾られた母屋の
組合せがちょっとアンマッチな感じです。



川に架かる橋を渡っていくとと建物の中を
通り抜けてしまうという構造も面白いです。



これは、フレスコ画で装飾された母屋の部分。
橋の袂にはキリストの十字架像も建っていて、
こうしてみると市庁舎というよりも、
教会や修道院といった感じがします。


Bambergの街はRegnitz川を挟んで、左岸が司教地区、
右岸が商人地区と昔はわかれていたようです。

まず、川の右岸に向かいました。
天気のいい日曜日。街中は人ごみで賑っていました。
Bambergは思ったよりも観光客が多く、
街中をツアーの団体客が歩いていました。



これはOttoniana-Fredericiana。
市内の目抜き通りGruener Marketに建っています。
今は自然史博物館になっていますが、
昔はJesuit大学だったそうです。
荘厳な感じですね。


観光案内所で貰ったパンフレットには、
街中の散策ルートが記してあって、
それに従い、マルクト広場から
路地裏へと回ってみました。


裏通りは古びた建物が多く
ひっそりしていて、
なんだかプラハの裏通りを
思い出しました。


裏通りを抜けると
Regnitz川のほとりに出ました。

秋の日が差し込み、
川面が輝いていました。

川岸からは対岸の小高い丘にあるDomが見えます。
4つの塔を持つこのドームは、Bambergの象徴の様です。




旧市役所の下流側の橋を渡り左岸に出ました。
この橋の上から川の下流側の景色が、
Klien Venedig(小ヴェニス)として知られています。



赤い屋根の古い漁師の家が
Regnitz川のほとりに並び、
絵になる景色です。

漁師の家の対岸のところで、
河原に下りる事が出来ました。
小さいRegnitz川ですが、水量は多く、
滔々といった感じで流れて行きます。

観光船も就航しているようで、
多くの乗客を乗せていました。


Bambergの見所は、ここから丘を登った
Domなのですが、夕方が近づいてきて、
ここでFrankfurtに戻ってしまいました。



Domでは薔薇園が知られていて、
夏には多くの人が訪れるそうです。


Bambergは紅葉した木々が
秋の日差しに輝き、綺麗な街並みでした。

秋晴れのこの日、Bambergへの道中も、
葡萄畑が紅葉していたり、広い大地に
黄色く色ついたポプラの木が立っていて、
その様子もとても綺麗でした。



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