ブリュージュ
Brugge, Belgium



尖塔を持ついくつもの建物、
中世そのままの建物、
その建物を縫うよう
めぐらされた運河

ブルージュは天井の無い美術館とも
北のベニスとも称えられる、
とても美しい街です。




ブルージュは内陸にありながら、
中世までは貿易の要所として栄え、
ハンザ同盟の中心地だったそうです。

しかし16世紀に港が土砂で埋まり、
それ以降交易の表舞台から去り、
当時のままの姿を後世に
残しているのだそうです。


そんなブルージュの見所は、
やはり運河のある風景でしょう。




運河のほとりを散歩していると、
絵の様な風景ばかりに出会います。

ブルージュが天井の無い美術館
と言われるのもうなずけます。


この運河はボートで巡ることも出来ます。
街のあちこちにボート乗り場があり、
どこも観光客の長い列が出来ていました。

幸い雨も上がり、日も射してきて、
ボートに乗るにはいい天気となりました。

ボートの運河巡りは、街の中心部から
南の愛の湖と、街の北側の中世の建物が
保存されている地域を往復するのです。



これはボートからの景色です。

ボートはいくつも橋をくぐります。
ブルージュはフラマン語で「橋」
という意味だそうですが、
ボートで運河巡りをしていると、
この地名の謂れが良くわかります。


そしてブルージュは尖塔の多い街。
あちこらから尖塔が空にのびています。



右はマルクトにある鐘楼。
鐘楼は運河沿いの道からも良く見え、
ブルージュのシンボル的存在です。
最上階まで階段で登れるそうですが、
この時は知らずに行きそびれました。

そして中央は救世主大聖堂、
右端はペギン会修道院です。
ペギン会修道院は十字軍遠征による
未亡人救済の為に建てられたそうで、
中世の服を着た修道女が
今も暮らしているそうです。


鐘楼と同じマルクト広場には、
州庁舎も建っています。
装飾された多くの尖塔が見事でした。




ブルージュのもう一つの見所は、
愛の湖です。

その昔、貿易港が土砂に埋まり、
ブルージュのは廃れたのですが、
その土砂に埋もれた港の跡が、
愛の湖として知られているのです。



運河が水門に塞き止められ、
周りが綺麗な芝生に覆われ、
水鳥が羽を休めています。

実にのんびりとした、
そして心休まる景色でした。

既に日が西に傾き始めていて、
素晴らしい夕暮れを過ごしました。


Hotel Information

Novotel Brugge Centrum
Katelijnestraat 65 B
8000 Brugge, Belgium
Tel: (+32) 50 33 75 33
Fax: (+33) 50 33 65 56

Burussels一の観光名所、
Grand Placeから近いHotelです。
場所も良く、部屋も清潔で
感じのいいホテルです。


Restaurant Information

Maximilian van Oostenrijk
Wijngaardplein 16
8000 Brugge, Belgium
Tel: (+32) 50 33 47 23
Fax: (+32) 50 34 13 00

愛の湖に近い、運河の
ほとりにあるレストラン。

落ち着いた雰囲気で
食事出来ます。
サービスも雰囲気も良く
お薦めのレストランです。



Shane旅日記 - Europe編- に戻る