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Shane旅日記
鉄道旅行へのいざない



横浜市営地下鉄・グリーンライン
(中山 - 日吉)

Transportation Bureau, City of Yokohama
Green Line
(Nakayama - Hiyoshi)



乗車日:June 06, 2008





横浜市営地下鉄・グリーンラインは
2008年3月30日に開業した新しい路線です。

横浜市の地下鉄としては2番目の路線で、
JR横浜線の中山と東京急行電鉄
東横線の日吉とを結んでいます。




営業キロは13.1km。
正式名称は、4号線となっています。

横浜市の都心は走らず、
郊外の新興住宅地を結んでいます。
途中のセンター南駅とセンター北駅で
既存のブルーラインと接続しています。


この横浜市営地下鉄ブルーラインに
開業後まもない2008年6月6日に乗車しました。

東急東横線で日吉駅に向かい、
終点の日吉から乗車しました。


日吉駅の地下ホームに向かうと
真新しい電車がホームに停まっていました。



斬新なデザインの車両で、
リニアモーター駆動方式です。

列車の下、レールとレールの間のプレートが
磁石になっていて、この磁力で推進力を生み出します。
リニアモーターといってもJR東海が開発している
リニアモーターカーとは異なり浮上式ではありません。

発車間際の車内はガラガラでした。



新聞記事によると開業後の乗客数は予想を大きく下回り、
目標の半分の一日辺り5万3千人だったそうです。
一年後には50%以上増えているそうなので、
次第次第に地域の人の足となってきているようです。

日吉を発車して、シールド工法で掘られた
円形の断面のトンネルを進んでいきます。



日吉本町、高田、東山田とトンネルを
走りながらいくつか駅に停車していきます。

どこかで途中下車して、
沿線の様子を見てみようとも思いましたが、
途中下車して地下のホームから
地上に出るのが億劫になって、
そのまま乗り通してしまいました。


丘陵地からトンネルを抜け、
高架のセンター北駅に到着しました。



周囲には団地や高層マンションなどの住宅用ビルと、
百貨店や、お店の入っているビルが建ち、
新興住宅地の中心地になっているようでした。

センター北からセンター南間の一駅区間は
先に開業しているブルーラインと併走しています。



遠くにデパートの屋上の観覧車も見えてきました。

線路別の複々線で、しかも二つの線の間に
少し空き地があるので、グリーンラインの車両からは
ブルーラインの線路は見えにくくなっています。


そして次のセンター南に到着です。



センター南駅を出ると急勾配をくだり
再びトンネルに入ります。



ちなみに、上の写真で、線路の間に見える
白っぽい部分がリニアモーター用の磁石です。

地下駅の都筑ふれあいの丘駅を出ると
一瞬、地上区間を走りました。
のどかな田園風景が眺められました。




再び、トンネルに入りますが、
やがてまた地上に姿を現し
高架の川和駅に到着です。



川和には車両基地があり、
駅には、車両基地に入るための
引込み線が設けられていました。



川和を発車すると、急勾配を下り
終点の中山駅に向かいました。
この急勾配は最大で58‰もあるそうです。

日吉駅から20分ほどで中山駅に到着しました。




将来、このグリーンラインは、日吉から先は鶴見まで、
中山からは、二俣川、東戸塚、上大岡を通り
元町まで、横浜の郊外をぐるりと取り囲むように
延長される計画もあるようです。

実現するかどうか、わかりませんが、
延長開業が実現したら、
また乗りに来たいものです。




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