長尾線は瓦町と長尾を結ぶ14.6kmの路線です。
高松琴平電鉄の前身、高松電気軌道の路線として
1912年に開通したそうです。


志度線に乗車した後、志度から造田駅までJRで移動し、
造田駅からタクシーで、長尾線の終点 長尾駅に向かいました。

造田駅から長尾駅までの間は、2km程の距離。
のどかな田園地帯が広がっていました。


ひっそりとした集落の中に分け入り、
洒落た建物の前にタクシーが停まると、
そこが琴電の長尾駅でした。

一見すると、ローカル線の駅舎には思えないような造りです。

長尾線の電車は、日中は20分おきです。
次ぎの電車の発車までは、しばらく時間がありました。

ホームに停まっていたのは、クリームと茶色の
ツートンカラーの昔ながらの車両でした。

普段利用している人には申し訳けないのですが、
初めての路線に乗る時に、古い電車に出会うと
今までよく頑張ってきたなという思いと、
旅情を感じてしまいます。

夕方の上り電車なので、あまり乗客もいなくて
ひっそりとした時間が過ぎていきます。

傾きかけた日の光が、長尾駅の構内に注がれています。


長尾駅を発車すると、すぐに田園風景が広がりました。

のどかな車窓風景。
窓を開けて、流れ行く景色を堪能していました。

井戸駅での下り列車との交換です。。

三角の形をした白山をバックに
おなじクリームと茶色の塗装の電車がやってきました。

この日は、早朝に岡崎を出て、玉藻公園、志度線乗車、
屋島観光と、この長尾線乗車と盛りだくさんの一日でしたが、
のどかな長尾線の乗車で終える事が出来てよかったです。



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