志布志駅停車中の都城行き列車

途中駅での混合列車との行き違い



志布志線は宮崎県の西都城から
大隈半島の丘陵地帯を南下し、
鹿児島県の志布志に到る38.6kmの路線でした。

1987年3月28日廃止されました。
志布志線が全線開通してから62年後の事でした。

南九州のはずれにある地味な路線で、
この路線の事をご存知の方は少ないと思います。
僕も、日本全国の鉄道を乗ってしまおうなどと
思い立たなければ、決して乗ることの
ない路線だったと思います。


僕が乗った時も乗客は少なく閑散としていました。
運転席の後ろの車両に乗って、
前方の風景を眺めていたのですが、
運転手が煙草に火をつけたり、
わき見をしたりで、踏み切り事故を起すのではと
ちょっとヒヤヒヤしていたのを思い出します。

職員の勤労意欲が皆無に近かった
旧国鉄時代の実態だったのでしょうね。