標津線 (標茶 - 根室標津)

Shibetsu Line
(Shibecha - Nemuro Shibetsu)





標津線の列車 根室標津駅にて




ありし日の泉川駅


標津線は釧路から網走に向かう釧網本線の途中駅、
標茶からオホーツク海方面の根室標津、
そして根室標津へ向かう途中駅の中標津から
南に向い厚岸に到る2つの路線がありました。

営業キロ116.9kmの路線でした。

根釧台地の原生林の中を走るローカル線でした。
原生林が続く丘陵地帯というのが沿線風景でした。

時折、原生林を貫く真っ直ぐな未舗装の道が現れ、
やがて、牧場や耕作地が現れたかと思うと、
列車は速度を落として、停留所の様な
小さな駅にひっそりと停まっていました。

夕暮れ、標津線の列車の旅は
とても侘しく、人恋しい旅でした。


標津線の廃止は1989年4月30日の事です。



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